鼻がん奮闘記

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• 午後9時10分

  自分は目を覚ましました。はじめにうつったのは母親の顔。次に彼女の顔。両目にしっかりと二人の顔がうつっていることで視力が失われていないことを確認しました。生きててよかったー。

  January 26, 2005

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• 明日手術

  先日主治医の先生から明日の手術の内容について説明がありました。母親がきてくれて一緒に説明を受けました。どうも腫瘍部分が鼻というよりもむしろ鼻の奥、つまりちょうど頭の真ん中あたりに本体があるようなんです。どうやらのどちんこの前あたりから上あごをきり、あわせて正面の鼻からも切り口をいれるという2方向からの手術になるようですね。聞いてて震えがとまりませんでした。（まだまだ未熟です。）疑問点をたくさん質問してみて、かなりすっきりしました。ただ、ヨコの母親をみるとなんだかとても小さくなってみえて、とても気の毒でした。親に先立つというのは昔から親不孝なことだと言われますが、親の目の前でガンの手術をするというのも親不孝になっていそうで嫌でした。いろいろな合併症が考えられるようですが、僕としては失明だけ避けれればいいなと思ってます。手術うまくいったら母親に何かしてあげようと思います。母の日じゃないけど花束贈ろうかな～。ではでは、しばらく日記かけなくなるかもしれませんが、動けるようになりましたらまた書きはじめたいと思います。それでは。

  January 25, 2005

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• ＭＲ検査

  ＭＲ検査を受けてきました。前回ＣＴで造影剤を使ってアレルギー反応がでたとお話しました。今回のＭＲ検査でも造影剤を使うときいていて、かなり恐がっていたのですが、ＣＴで使う造影剤とＭＲで使う造影剤とは全く種類が違うとのこと。確かに検査後、何もかゆみなどの症状はでなかったです。しかしこちらも尿として体外に排出されるとのことだったので検査後、大量に水を飲んでおなかがちゃポンちゃポンしてます。これで手術前の検査は一通り終了のはず。もう注射されることもそう多くはないはずです。

  January 24, 2005

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• 造影剤

  昨日はＣＴ検査をしてきました。ＣＴを撮るときには造影剤というものを使用するのですが、僕はこの造影剤が苦手です。実はアレルギー反応を起こしてしまうのです。造影剤は人体に悪影響を及ぼすらしく、事前に使用同意書にサインしなくてはいけません。内容は、「映りやすくするために造影剤を使用する。ただし、１００万人に一人の割合で死亡する人もいる。ただし、めったにないので安心してください。」といったものです。ですが、昨年造影剤を使用したときに、検査後に額に２箇所かゆみがでてきて、あせりました。点滴をし、水を大量に飲み、すぐにかゆみはひいたのですが恐いな～、と思いました。（造影剤は尿から体外に排出されるので検査前、検査後に水を摂取して体外に造影剤を排出しやすくします。）そして先日もやはりかゆみがでました。ある程度予想できたので落ち着いて対応できましたが、それでも恐いですね。

  January 22, 2005

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• ノロンウイルスがついに

  この病院にまで迫ってきてるようです。朝起きたらトイレにいきなり張り紙がしてありました。また、先ほど看護婦長さんがまわってきて、手洗いをよくしてくださいとのこと。高齢の方が多いだけに、広まりそうで恐いです。先ほど腫瘍をパッチンパッチンと３箇所ほど切除してきました。組織検査のためです。念のため、この病院でも本当にガンなのかチェックしてもらおうと思って。まあ、手術前の悪あがきといったところですけどね。この病院へは前の病院で切除した細胞をプレパラートにはりつけたものをもってきてただけなんですよ。しかし麻酔なしでしたので恐かったです～。

  January 21, 2005

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• カラダをあたためることはカラダにいい？！

  今日から枇杷葉温圧療法というものをはじめました。枇杷の葉に含まれるアミグダリンという成分がガンにきくというのです。枇杷の葉を鼻にのせ、その上からモグサのお灸をします。ガン細胞は４２度の熱で死ぬそうです。アミグダリンの別名はビタミンB１７という名前で知られています。入院までの期間がまだあるのでこの療法をためしてみます。

  January 1, 2005

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• 今日も仕事

  今日も仕事でした。一つポカをやってしまって社長から怒られたのですが、ガンが分かる前と告知されてからも同じ扱いをしてくれる社長や周囲の方の態度をとてもうれしく感じます。

  December 19, 2004

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• 占星術

  今日はあの來夢先生にお会いしてきました。恩師からの紹介です。來夢先生にお話を伺うには約半年待ちというほど人気なのでほんまに貴重な時間をいただけました。來夢先生は、占星術を情報の１つとして活用してほしい、という考え方の人です。來夢先生によると僕は冬の２年目にあたります。入院の期間を今までの人生を振り返るいい時間だと背中を後押ししてくれました。いい気をもらえたよい一日でした。

  December 17, 2004

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• 保険にはいっててよかった

  自分のはいっている保険から保険金がおりるので、担当の方へ連絡しました。保険というとなかなか考えることのないものですが、こういうときにその大切さを改めて実感します。

  December 13, 2004

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