高齢者の車に代わる移動手段は
両親が高齢になり、免許の返納を検討するようになりました。車に代わる移動手段は、何かと調べています。・電動カート・電動車椅子・電動アシスト付き自転車(4輪)このあたりです。ただ、近所の道路事情を考えると、なかなか厳しいものがあります。道路は、基本的に、車が走る物になっています。歩道がある区間は、わずかです。さらに、歩道の端には、車の進入を防ぐ棒があり、横幅の広い乗り物は遮られます。この棒を外すと、歩道に車を止める人が出てきて、これも問題なのですが。車道を走るにも、交通量は、それなりにあり、トラックなどが通れば、健康な大人が歩いても、車に吸い寄せられてしまいます。バスがあっても、本数が少なくて利便性が悪く、そもそも、バスで移動しなければならないような遠い場所に出かけたいわけではありません。2km未満離れたスーパーへの買い物に使える乗り物が必要なのです。結局、車がなければ、買い物にも行けないのが、田舎の事情です。親は病気で、しばらく、歩けませんでしたが、最近は、杖をつきながら、散歩できるくらいにはなってきました。でも、買い物袋を下げて歩く体力は戻っていません。歩けない時期に、介護認定を受けていますが、この制度も、あまり、役にたたないところがあります。例えば、そこそこ、移動できる元気がある高齢者にこそ、タクシーの利用は必要です。買い物や通院に利用できますから。でも、タクシーの補助は、自力で動けない状態まで悪くなっていないと出ません。そこまで、体が悪ければ、外出はできないのですが。行政は、お金を出したくはないのでしょう。取るばかりです。免許返納や、介護保険による補助。操作のしやすさ。生活習慣や道路事情に合っているか。など、考慮しながら、検討中です。調査で、候補から外れたのは、電動アシストの2輪や3輪自転車です。自転車に乗っていなかった高齢者が、自転車に乗り始めるのは難しいそうです。2輪が、高齢者向けではないのは分かりますが、3輪も操作感覚が特殊で難しいそうです。調査続行。