大人になって祝い*新築祝い新築祝いは、建築前からさまざまな祝いの儀式が行われます。 『地鎮祭(じちんさい)』 建築工事の安全無事を祈り土地を清める儀式で、 工事関係者が列席し神主によるお祓いを受けます。 「お玉串料」や「御神饌料」として神主へ謝礼を包み、 工事関係者へご祝儀を用意します。 また、工事中の騒音などで迷惑をかけるため、 簡単な内祝の品を持って近隣へ挨拶回りをします。 『上棟式(じょうとうしき)』 餅まきなどで知られる「棟上げ式(むねあげしき)」とも呼ばれる儀式で、 柱や梁の骨組みが完成した時に行われます。 完成までの工事の無事を祈り、 工事関係者への労をねぎらう意味があります。 工事責任者である棟梁がお祓いの儀式を行い、 家主は、棟梁や工事関係者へのご祝儀を用意します。 『新築・新居披露』 新築祝いに招かれたらお祝いの金品を用意します。 品物を贈る場合、火を連想させる品物はタブーです。 事前に家主の趣味や欲しいものを確認し、贈るようにしましょう。 御祝いのお返しは基本的には不要ですが、 新築披露に招待しなかった人や新築のお披露目をしない場合、 また、高価な品物をいただいた場合などは、 いただいたお祝いの半額~1/3程度の品をお返しします。 ■金額の相場 ・親族、兄弟へ贈る場合・・・3万円~5万円 ・知人、友人へ贈る場合・・・1万円~2万円 (地域により異なります。地域での相場も確認しましょう) ■のしの書き方 <水引> 紅白の蝶結び <表書き> 祝御新築、御新築御祝、御新居御祝、御祝 など *開店、開業祝い 出費のかさむ開店・開業時のお祝いは現金を贈るのが無難です。 品物を贈る場合は花輪・観葉植物・時計・ワインなどが一般的で、 火を連想させる品物は避けます。 お店の雰囲気や、既に用意されたインテリアなどとの兼ね合いもあるので、 贈る相手に希望を聞いた上で、喜ばれる贈り物をしましょう。 ■金額の目安 ・親族へ贈る場合・・・2万円~3万円 ・知人、友人へ贈る場合・・・5千円~2万円 ・取引先などへ贈る場合・・・1万円~3万円 ■のしの書き方 <水引> 紅白の蝶結び <表書き> 御祝、祝御開店、祝御開業 など ■贈る時期 開店・開業祝い当日または開店後1~2週間以内 (品物を贈る場合で大きなものは当日までに届くように準備します) *退職祝い 退職祝いと一言で言っても、定年退職、結婚退職、自主退職など、 さまざまな形の退職があります。 定年退職のお祝いは、 長期に渡り会社のため、社会のために尽くされた方へ 長年の労をねぎらって感謝の気持ち伝えます。 仕事一筋に会社を支え、ご家族を支えて来られた方にとっては、 今後の生き方への不安などもあることでしょう。 「別れ」と言うよりは、趣味や再就職に対しての新しい出発を祝い、 家族での祝いの際には 「長い間(○年間)、お疲れ様でした。」 職場での送別会では 「今後ともご指導くださいますよう、よろしくお願いいたします。」 など、感謝の気持ちや前向きな言葉を添えてお祝いしましょう。 結婚、独立、転職などの一般退職の場合にも、 お祝いや激励の言葉と共に、新しい出発を祝います。 会社の都合で、「今退職されては困るのに・・・」などの状況であっても、 退職者の新しい出発をあたたかく祝い、縁の切れる「別れ」にせず、 いつでも職場に顔を出せるような心配りを大切にしましょう。 退職する側にとっても、気まずい雰囲気にさせることなく、 引継ぎなど、仕事のケジメをしっかりつけて良い印象で退職しましょう。 ■のしの書き方 <水引> 紅白の蝶結び <表書き> 御祝、御退職御祝、祝定年御退職、御退官御祝 祝御無事退官、謹呈、敬呈、御餞別 など ■贈る時期 退職日や送別会当日など ジャンル別一覧
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