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カテゴリ:寄席
こんばんわ。前回の更新で今年最後にしようと思っていたのですが、時間が空いたので今日も書きたいと思います。 今日は選挙の投票に行ってまいりました。期日前投票というやつです。実は来週の15日急用が出来てしまい投票に行くことが出来なくなってしまったので、先程行ってまいりました。今回は一体どうなる事やら・・・若い人!!投票行ってくださいよ!! てな事で今日も前回同様、宝集家金之助さんのレコードを紹介しようと思います。今日のレコードは、出張録音と言われているやつで日本にまだレコード会社が無かった(普及していなかった)頃に海外から日本に録音機材を持ち込み"録音→帰国してプレス→日本に輸出して発売"された盤の事を言います。 宝集家金之助さんは、出張盤の中では米ビクター・独ライロフォンに録音を残しております。(前に紹介したガイズバーグ録音(日本で一番最初のレコード吹込み)には快楽亭ブラックさんよりお声がかからなかったのか録音が残っておりません。)ビクター・ライロフォン共に3度に渡って出張録音をし、金之助さんはビクターは一回目、ライロフォンではニ回目の録音に参加しています。今日紹介の"獅子の狂"は4バージョンある中でおそらく一番古い録音だと思われます。米ビクターは非常に音質が良い事で知られていますが、当盤はラッパを下に向けすぎた所為か三味線の音は確り聴こえるのに対し声は奥の方でこもって聴こえてきます。(金之助さんは結構大きな声で歌っている様に聴こえる)時折こういう盤を発見し、「昔の録音はホントに大変だったんだなあ」と思う筆者でありました・・・。
そういえば当方先日、スマホでYouTubeの投稿に成功いたしました!!んでもって勢いあまって宝集家金之助さんの音源を何曲かアップしてみたのでこの記事を読んで興味を持った方は是非一度聴いてみてください!ホントに速くてメタルのギターリフみたいに聴こえますから!!100年前の日本の寄席でこういう物が演奏されていたと言うのは凄い事ですねホント。※youtubeでは普通に宝集家金之助と書いてくれれば出てきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.03.08 03:43:24
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