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April 13, 2006
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カテゴリ:
「夏目友人帳」を読んで。


緑川ゆきの漫画「夏目友人帳」の主人公夏目は
祖母レイコが無理矢理集めた妖(あやかし)の名前
(妖の力を縛り付ける)を妖たちに返しながら
日々、他の人が見えない妖達に振り回されながら
誠実に生きている。

両親が亡くなって
親族をたらい回しになっていただけでも
とても大変なのに、
祖母の遺品である友人帳を
利己的に使用されないように守りながら
妖達に名前を返して行く。

夏目友人帳(第1巻)




読んでいて、
夏目ほど利他的な人もいないかもしれない
と思いました。

いえ、毎回思うんです。
夏目の心の美しさと優しさに
胸を打たれて泣くんです。



今回は更に
自分はどうだろうと考えると
血の引く思いがしました。

私は夏目のようには
出来ないに違いないと思ったのです。


人の目に見えない妖のために夏目は
誠心誠意、体を張って頑張るんです。

漫画だと笑ってはいけません。
作者の心や精神性が見えてきますから。

緑川さんは心が純粋なだけではなく、
優しい人なのだと思います。


私はずーーっと、
自分は利他的な人だと思っていました。

だけどもしかしたら、
自分の幸せのために
人の幸せを望むのかもしれないと思ったのです。

本当の利他的な行為を
私はしないかもしれない。

人が幸せになっている事が
自分の幸せになると言う事は、
自分のために人に幸せになってもらいたい
と言う事かもしれない。

これは、形は違うけれども
利己的じゃないだろうか?

人の幸せを純粋に望む事とは
違うかもしれない。
と思って愕然とした私です。


そしたら、
私の幸せって何でしょう?

幸せって何でしょう?
納得の行く生き方。


以前、
人質になった映画やドラマを見ると
私一人が犠牲になって皆が助かるなら
私は死ねる、
と思っていました。

どうしてこんな事を考えるのだろうかと、
ずーっと不思議に思って来ました。

最近思ったのですが、
多分私は、
人の役に立ったと言う事実が欲しいのかもしれない。
多分私は、
MYのお陰で助かったと思われたい。
多分私は、
人からの賞賛が欲しいのかもしれない。

と思ったのです。
自覚は無いです。

ただ、私の状況や考えを
他人として客観的に考えると
そうとしか思えないのです。


私は人の賞賛なんかいらないと思っていたので
驚きました。

私は自分が納得しているかどうかだけで
物事の価値を決める人間だと思い込んでいたので
賞賛を欲しているのかもしれないなんて
晴天の霹靂です。


実際はどうか、
まだわかりません。

誰よりも、
自分の事が分からないかもしれないです。


とにかく私は夏目のように
優しくないと思います。

きっと、
自覚無しに自分で作り上げた自分を
遣り通そうとしているのかもしれません。


人から優しいと言われると
「私は優しくない」と言いますが
大抵の人はそれを打ち消します。

でも、私の心の中のそのまた中にある
本当の自分の事なんて
自分にも分からないのに
他人に分かるわけは無いのです。

私は断れないだけで
優しくはないです。


でも困っている人を見ると
何かしないで居られない気持ちもあります。

それは何の思いでしょうか?
困っている人を助けた事によって
自己満足したいだけなんでしょうか?

私の中に純粋な「人の喜びを喜ぶ」気持ちは
無いのでしょうか?

あると思っていたので、
もしかしたら
「あると思い込んでいるだけ」かもしれません。


ん~~~~。
やっぱりぶりっ子なのかな、私は。
それとも、単にそういう人なのかな?

考え続けても分からない事は増えていきます。
自分の事は分からないです。












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Last updated  April 14, 2006 01:06:42 PM
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