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July 20, 2006
テーマ：今日の出来事(94)
カテゴリ：家族
もう眠いです。
今朝は8時に家を出て、 山形に行きました。 曇り空の仙台を出て 山形に行ったら日差しがキツイ 真夏でした。 セミも鳴いていました。 季節が違いました。 カメラを忘れてしまいました。 写真はありません（ToT） 叔母の生活費を下ろす他に 叔母がおばあちゃんになってからも 安心して生活が出来るように 資産運営をするために あれやこれやを頑張りました。 それで走り回り、 ようやく手続きが終わったのが 2時半でした。 叔母をアパートに送って行き、 母の所に寄った時には 3時半になっていました。 それから出掛けて ようやくお昼ご飯を食べました。 先日の電話では かなり怪しい状態だった母は 今日は結構はっきりしていて 夫を昔の同僚に間違えたりしませんでした。 楽しく会話をし、 途中夫が車で出掛けたので 母と2人で歩きでウロウロしました。 ありがたい事に 母は足腰は強いのです。 買物をして実家に帰ると 用事を済ませた夫が待っていて 3人で色々と片付けなどをしました。 そうしていたら弟がやって来て 緊張しました(^^ゞ 母が整理整頓出来ない事を 苦々しく思っていて 顔や口調に滲ませていました。 この部屋を綺麗にするために 自分がどんなに大変だったかを 弟が話し始めました。 するとさっきまで楽しく話をしていた母が 無表情になって固まっていました。 「大丈夫？」 と聞くと 「だって主導権握られてるから」 と母。 認知症になって、 これまで出来る事が出来なくなって 一番悲しいのは本人だと思います。 だから、 脳が思いどうりに反応しない事を 一々指摘する私の弟に対して 母も少し反撃したらしいです。 そうだ！ 病気なんだから、 反撃したって許されるんだ！！ 思い通りに出来ないからと言って 責めたり、馬鹿にするのは 逆効果です。 弟はそれが分からないのでしょうか。 それに失礼です。 認知症になったからと言って 息子が母親を馬鹿にするなんて。 以前と態度が変わってしまうなんて。 母が私の夫を 昔の同僚と間違えて教育の話を こんこんとしても、 私の夫は付き合ってくれた、 優しいと何度も何度も言うのです。 夫の態度が 余程うれしかったようなのです。 心許ない時に 人として敬意を払ってもらうのは とてもうれしいのだと思います。 週に3～4回やってくる自分の息子が 病気の自分を軽く見て馬鹿にしている と感じるようになり、 母が心を貝にしてしまうのは 悲しい事です。 弟は弟で 乗り越えなければならない事が あるんだと思います。 私や夫が七転八倒しながら 見つけた事を 弟も逃げないで正面から向わないと きっと大事な事を 見つけ損なうと思いました。 私はここのブログで母との事も 娘や夫との事も カウンセリングで得た事も書いて 心を整理して来たお陰で 今はかなり穏かな気持ちで 暮していられるようになって来ました。 だから母の事も、 母の認知症の事も、 普通に受け入れられるようになって来たようです。 去年はパニック症状が出ました。 実家の事を考えると 具合が悪くなりました。 前回のカウンセリングに行く前に お風呂に入っていた時に 時間が無いにもかかわらず 心が一時穏かになり、 ああ、あの苦しみも惨めさも 愚かな行為の数々も 涙も笑いも闘いも遁走も 悲哀も自己嫌悪も苦悶も あの日々もあの出来事も 全部私には必要なものだったんだと 心の奥からふう～っと思う事が 出来たのです。 それは、 もしかしたら私が私を 初めて肯定した瞬間かもしれません。 それで、最近は母と電話しても 直接会っても混乱や苛立ちや腹立ちが無く 普通に楽しく過ごせるのかもしれません。 母と心から穏かに交流出来るなんて。 ちょっとまだ信じられない気持ちです。 そんなこんなで 家に帰り着いたのが10時過ぎ。 それからご飯を食べて ようやく日記の更新中です。 眠いです。 でも充実感もあります。 こう言う平穏な精神状態を ずっと待ち望んでいました。 いつまで続くか分かりませんが。＼(*^０^*)／ 今日の夫の車中のBGM ドゥービーブラザーズ（The Doobie Brothers） 「Best of the Doobies Volume2」試聴です～♪ オマケです～♪ 「What a fool believes」動画 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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