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October 27, 2006
テーマ：自分を知る(166)
カテゴリ：心
構成的グループエンカウンターを初体験・７
（ここまでの事は２・３・４・５・６にあります） 私が育った環境について 少しだけ気付いたのは大学生の時です。 大分後になってから知ったのですが、 大学1～2年からの仲良し6人のうち 4人が教師の娘だったのです。 何か話し易い共通点が 育った環境の中にあるのだろうかと 驚いたのでした。 私は常に上から見下ろして 教えてやろうと言う 教師の親が大嫌いだったのです。 だから自分が教師の娘である事が とてもイヤだったのです。 それなのに気の合った人の三分の二が 教師の娘と言う事実を知った時は 本当は逃げたい気持ちがしたのでした。 だけど話易くて すぐに通じる感性が同じようでした。 文化的レベルが似ていると 話が通じ易い所があるようです。 逆に農家の三男坊で 四人兄弟の末っ子の夫とは バイク以外の共通点は殆ど無く、 あると言えば気持ちの芯にある 真面目さみたいなものでしょうか。 ですから結婚してから 環境が違い過ぎる者が 一緒に暮らす大変さを思い知りました。 ご飯の食べ方だけで 諍いになるのです。 でも、 それを訴えても 夫には聞き流されました。 環境って、 大きいですね。 人間性も大きいですが、 環境はとてもとても大きいです。 今回、 育った環境の大きさに改めて気付いた事は、 これからどう私に影響して行くのか まだ解りません。 私と言う人間を認めてくれる家庭に育っていたら 私はもっと自分を受け入れて 普通に暮していられたかもしれない と思うと悲しくなります。 でも、この悲しみを知っているから 人の苦しみもすぐに知る事が出来るとも 思っています。 だけど生きるのが苦しい事には 変わりないんですよね。 ワークの最後のまとめの時に ある方が感想を話しておられました。 「こんなに気持ちよく人と交流出来た事が 驚きです。 人がみなこんな風に交流出来たら 争い事は無くなると感じました」 私も同感でした。 なんでしょうか、 そこに敵意も害意もなくて 他の人を受け入れようと言う 積極的な体勢があっただけなのに。 人と積極的に交流したい と思う人たちの集まりは 交流するのが快適な空間でした。 きっと、他の人を受け入れよう と言う気持ちと言うのは 人との交流する上で ものすごく大事な事なんでしょうね！ 皆がこんな風だったら 皆が一人一人を人間として大切に扱っていたら 大きな誤解やいじめは 起きずに済むのではないかと思いました。 世界中の人がこうして他の人への配慮や 受け入れると言う態勢でいたら 戦争も起き無いんじゃないかと思いました。 （まあ、そんなに単純じゃないかもしれませんが） そんな風に思わせる 心が気持ちよくて安心できる空間でした。 こんな経験は初めてでした。 集団の中にいて ここは安心と言う経験は初めてでした。 私は集団でいると とても居心地が悪くなって 逃げ出したいと思う人なのです。 何故、 集団は居心地が悪いかと言えば 多分、個性を無視して 皆一緒の行動、 みんな言う通りにしましょう と言う個人の人間性無視が 不気味で居心地が悪いのだと思います。 では、 ここに私がいる意味が無いのではないのか？ と思ってしまうのです。 でもこの日のエンカウンターのワークは 一人一人が個性的で、 しかも その個性を受け取って貰えるものでした。 それはとても居心地の良いものでした。 役割とか経験とかじゃなくて そこにいる私の話を聞いてもらえる心地良さ。 こんな事もあるんだな～と 大変驚きました。 こうして、 喜ばしい驚きの沢山の思いを抱いて 初めての「構成的グループエンカウンター」 を経験してウキウキと帰り道についたのでした。 参加させて頂き、 とっても幸せでした。 I先生、しゅうべえさん ありがとうございました。m(_ _)m ■PS 私が当初引っ掛かっていた 「田中満喜子に似ている」ですが あれからニュースで田中氏を見ると 他人とは思えぬ親しみが湧いてきました（笑） あんな知的な雰囲気を かもし出しているのだろうか？ と良い点に思いを馳せたりして。(_≧Д≦)ﾉ彡☆ 笑わないと恐そうなのかしら？ 流石キツイ母の娘！ と思ったりしています。(((((^m^) そう言えば、 母が長年通っていた針灸の先生が かなり面白くて要求が細かい 腕の良い うるさ型の40代の男性なんですが、 私は一度だけ息子を連れて 治療に行った事があります。 その時に息子の状況を聞くために テーブルを挟んで5～6分、 私は先生と話をしました。 そのしばらく後、 治療に行った母に対して先生は 「娘さんはとても印象の強い人ですね。 大きな目でじっと見つめて話すので 緊張してとても汗が出ました。 自分を強く持っている人ですね」 と言うような事を話したそうです。 確かに私は人と話をする時は 目を見つめて殆ど離しません。 あらぬ方を見て話をするのは 失礼だと思うからです。 でも殆どの人は、 私ほど目を逸らさずにいる事は あまり無いかもしれません。 （最近は相手の方に緊張を与えないように 時々目を離すようにしています） そんな事を言われた事を 思い出しました。 もしかしたら 私の印象は以外とキリリとしているのでしょうか！ 娘からは小動物と言われているので ついつい自分で弱い印象として 決め付けていたのかもしれないですね。 何しろ最近まで断われない人で、 言われ放題で我慢だけしている 受身の人だったので 自分に恐い印象があるなんて 思ってもみなかったのでしたが。 そんな事を考えるようになった最近は 田中満喜子さんがテレビに出ると 「初めて有名人と似ていると言われた人」 としてちょっと特別視している私でした(((((^m^; そう言えば、 私は中学生の頃から 「知的な人になりたい」 と思っていたのでした。 「中野良子」のような 知的な人になりたい！ とずっと思っていたのでした。 無いものねだりで、 知的な人になりたかったのです。 今の私はミュージシャンの「YUI」みたいな 自然体で優しくてたおやかで 自分を持っている女性になりたいです。     （声と世界観も好きです） と言う事は 無いものねだりで行くと 今の私はやっぱり以外に キリリとしているのかも！！！(_≧Д≦)ﾉ彡☆ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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