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August 18, 2007
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カテゴリ:
●読んだ本●


「ウォッチャーズ」上下 ディーン・R・クーンツ著
松本剛史=訳 文春文庫


アフェリ
では
これしか見つけられませんでした。
古本の上巻です。


なので自分で写真を撮りました。

ウォッチャーズ・上下





■あらすじ

生まれた時から愛する人を失い続けて、孤独感と
絶望との限界を感じたトラヴィス・コーネル(36歳)

は、子供時代に遊び回った森に出掛けて、昔感じ
たしあわせを探そうとした。

そこへ泥だらけのゴールデンレトリーバーが現れ、森
の中にいる禍々しいほどの恐ろしいさを発する”何か”
からトラヴィスを守ろうとした。

トラヴィスとレトリーバーは命からがら森を抜け出し、
危機を脱する事が出来た。

レトリーバーの余りの賢さに驚き、また慰めを見出し
たトラヴィスは犬と一緒に暮らし始め、その賢さに驚
嘆してアインシュタインと名付けた。


一方、伯母によってカゴの鳥の生活を強いられ、世
間から隔絶されて生きて来たノーラ・デヴォン(30歳)

の元に訪れたテレビ修理工は、ノーラに対してやけに
馴れ馴れしく接し、次第にストーカー行為を働くよう
になった。

世間に疎いノーラは怯えるだけの生活にどう対処して
良いのか解らずに、恐怖心を募らせる一方だった。


そしてプロの殺し屋のヴィンセント・ナスコは一日のうち
に三件もの殺人を指示され、喜び打ち震えていたの

だが、ひょんな事から知ってはならない殺人依頼の裏
にある事情を知ってしまった。



人間並みの知能を持つアインシュタインとトラヴィス、ノ
ーラと殺し屋のナスコ、恐怖心を掻き立てる禍々しい
”何か”と国家安全保障局のレミュエル・ジョンソン。

彼らが大きな渦に巻き込まれて、一つの所に向かって
引き寄せられて行く。





■感想

この本は、
人間性が書き込まれている本が好きだと書いたら
Pay it Foawardさんが紹介して下さった本です。


これが実に楽しくて、
読み終わるのが残念なほどでした。

何しろチャーミングで知能の高い犬が、
人間とのコミュニケーションを
どんどん築いて行くんです。


トラヴィスもノーラもそれぞれの苦しみを背負い
アインシュタイン(ゴールデンレトリーバー)によって

慰めと励ましを得て
前へ前へと力を得て進み出すのです。

そして生き方だけではなく、
人間性までも変えていくのです。



きっとクーンツは、
前向きで最終的に人間を
信じている人だと思いました。

文章力も然る事ながら
クーンツの性格が隅々に浸透しているようで

とても楽しい場面ややり取りも多く、
ワクワクしながら読みました。


登場人物一人一人のバックボーンが
しっかり書いてあり、

それぞれの魅力が
たっぷりと味わえました。


こんなに素適な犬が出てくる本は
初めて読みました。

動物が好きな方にも楽しめる、
もしかしたら夢見るような話かもしれません。


だって私もアインシュタインに
会ってみたいと思いましたから。

うちのマシロと
性格が似ているんです。


楽天的で人懐こく、
気持ちが暖かくて賢いのに傲慢さは無く
優しくてお茶目。

そしてアインシュタインには
人間並みの知能と勇気がある。


これは共に相棒として
生活してみたいでしょう!!!



恐ろしい存在が沢山いて狙われ
逃げ回っているのに、

とても安心して楽しめた
不思議な本でした。



勿論、
アインシュタインや”何か”の存在の不可については
人間が手を染めてはいけないものだと思いました。


それでも楽しめました。
ああ~~~~楽しかった!!


Pay it Foawardさん
ありがとうございました~~♪














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Last updated  August 20, 2007 12:36:40 AM
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