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August 29, 2014
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テーマ:自分を知る(166)
カテゴリ:カテゴリ未分類
■マインドフルネスで脳を癒す・下■


仙石線から我が家は遠いので
3回目の7月のセッションに向かうために
駅まで自転車で、

行きは殆ど下りで良い良い
帰りは上り坂だらけの辛い帰り道、

家に着く頃は疲れ果てており
1時間は動けなくなって
晩御飯が深夜ご飯になってしまう土曜日、

マグロになって横たわっていた私の代わりに
夫がご飯を作ってくれました!

嫌味も当てつけもなくすんなりと!!



そして昨日の夜、
夫がある雑誌で読んだ姉妹の話をしました。

親元から離れて育った姉と
ずっと親と一緒に暮らした妹。

両親が年を取ったら
妹は心から喜んで介護したいと言い、

姉は感謝の気持ちは充分にあるけれども
義務感で介護するだろうと書いてあったそうで、

子供時代に親と離れて育った人は
その距離をどうしても埋められない事が書いてあった
と夫が言いました。

それで小さい子供を置いて出稼ぎに出る地域(南米だったかな)の
論争になっているそうです。


夫はこの記事を読んで初めて
私が親を親密に感じられずに距離があって、

夫の感情と違う距離感で物事を見る事が
どんなに孤独で緊張感に満ちたものなのか


子供が親から離れて育つことで
一生埋められない関係を作り上げてしまう事になるのを

ようやく具体的に理解できた気がする
と言ったのでした。




夫と知り合って34年。

夫は7~8年ほど前まで
人間関係は上下関係しかないと断言していました。

4人姉弟の末っ子なので
無意識のうちに人を利用する事が
染み込んでいる人でした。

11年前、娘の不登校の事で
校長先生と二度目にお会いした時、

教室内で私が経験した事を話すと
「そんなはずはない」と受け付けない校長に同調して
私を謗った夫でした。

子供達が大きくなったので
そろそろ油絵を描きたいと言ったら、
家事をしなくなるから駄目だと言った夫でした。

私は常に何かを奪われている気がして
夫が家にいると気が休まりませんでした。

その夫が他の人や私の苦悩を気遣い
理解するように努力しています。


昔ニュースを見て泣いていた私を
「わーいテレビを見て泣いてる~!」
と夫は私を指差しながら冷やかした事があります。

小学校低学年かっ!と思いました。

最近夫はニュースやドキュメントで
苦しむ人を見ると泣くようになりました。

他の人に共感し思いやる心を
上手に育てています。

人間は変われるものなんだと
夫が実証しています。


私を縛るくせに
私にしがみついていた夫が
自分で受け止めて
理性的に考えるようになりました。

私も子供時代の惨めな記憶や
その後の恐ろしい出来事や
辛い経験などで損傷した脳を癒して

楽天的でポジティブな人間に変わりたいと願い
あきらめないぞう!
と決意を新たにしました。


いつも現実に追い立てられるだけで
余裕なく生きて来た私が、

とても久しぶりに
自分の足で立ち上がる決意をしました。

するとその時に
世界が私に微笑みかけたと感じました。

それはきっと
私が世界を受け入れた瞬間だったのかもしれません。


重い重いネガティブ思考の歯車が
長い苦悩の末、やっとの思いで
ポジティブに動き出そうとしているのかもしれません。

現在、
哀しくて憎しみと怒りに彩られた世界から脱出中です。


これは7月のセッションで大田先生が話された
「過去とのつながりは心を傷つけるだけ」

過去の辛い事を思い出すと扁桃体を過敏にさせ
興奮させることで不安や恐怖が起こる。

ゆえに扁桃体を過敏じゃなくする事で
脳の傷を癒す・・・

と言う話をされたのですが、

その時に
「過去に傷つき未来に怯える事で今を生きていない」と言われました。

その事の意味がようやく私の脳に届いたのです。
ぱーーーっと霧が晴れたのです。


でも私はずっと
過去がなければ今の自分がいないから
過去はしっかり記憶して糧にしたいと思っていて

過去をものすごく大事にしていたのです。

何故そんなに過去が大事かと考えましたが
苦しい時や辛い時、頑張った時、
誰もそれを認めてくれる人がいなかったので

自分の頑張りは自分が憶えていて
自分が自分を認めてあげるしか
前に進めなかったので

私にとって記憶が
とてもとても大事だったのだと思います。

味方のいない子供はとても心細く
心もとなく不安です。

そんな自分を自分で支えるために
一つ一つを憶えていて
自分を褒めたり確認する必要があったのだと思います。


以前のグループカウンセリングで
記憶に頼り過ぎると何度も言われましたが
どうしても記憶を捨てられませんでした。

理不尽な思いや惨めな思いをしても
自分さえ知っていれば大丈夫!
と思って生きて来たので
それを仕舞い込めなかったのです。


だけどいつも恐怖に怯えていなければならず
安心感や余裕はない訳です。

でも私は幸せな日々を送りたいので
恐怖や不安を味わいたいくないのです。

つまり自分を守っていると思っていた過去の記憶は
自分を苦しめて続けるだけだと分かって
それをお終いにしたいとようやく思いました。

そしてそのように苦しんだ心は
萎縮して何をしても失敗しそうで
未来も恐怖だらけになります。

このままで行ったらどうなってしまうのか
と言う不安に怯える毎日を過ごし、
でも何年か過ぎると
どうにか生きていられる事に気付くのです。

無駄に怯えた自分に後で気付くのです。


それで過去と未来にしばられると
今を生きていないと言われた時、

ようやく自分の中で「今を生きる」大切さに思い至り
全てを過去に結びつけてしまう癖を止めようと思いました。


マインドフルネスの講習会で
「記憶」のもたらすものについて
自分で変えて行こうと思った翌日の夫の話だったので
私の堅く凍っていた心が幾らか緩んだのだと思います。


でもまだ油断するなと思うのです。

まあ私は極端過ぎるので
ほどほどを身に着けたいと思います。












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Last updated  August 29, 2014 01:20:14 PM
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