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October 23, 2014
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テーマ:自分を知る(166)
カテゴリ:カテゴリ未分類
私はかねがね、
集団の中にいると非常に居心地が悪くて、
自分がものすごく浮いていると感じるのは
なぜだろうと思っていました。

初めて集団行動から自分の意思で外れたのは
高校1年の夏休み中、
部活の合宿で蔵王に泊まり込みの一日目です。


私が属していた美術部は
毎夏ロープウェイの近くの1階が食堂になっている民宿で
2~3日間ほどの合宿を行っていました。

民宿からロープウェイふもとのダリア園の横を通って行き
長い石段を降りると温泉街が広がっていました。

日中はてんでにスケッチをして歩きましたが
夕食後には全員で温泉街に繰り出しました。


全員で行動を共にすると言われた時、
私はすでに違和感を感じていたようですが、

親から自分の考えを封印されて育ったので
「私は一人でいたい」
と言う自分の感情を強く自覚する事も
口に出す事もありませんでした。

それで夜のダリア園の前を通り掛かった時、
私の中の違和感がピークに達して
一行の最後尾にずれて行き、
そっとダリアの陰に隠れました。

そして一行が戻って来るまで
そこにじっとしゃがんでいました。

集団の中にいるより
じっと一人でいる方が楽だったのです。



温泉街をぶらついて買い物などをし、
楽しんで来た先輩同級生達は和気藹々としていました。

皆、行く時より一層楽しげでリラックスしていました。

「なんだMどこにいたんだ?」
と声を掛けて来た先輩もいましたが
何の問題もなく終わりました。

その時の私の中にあった感情は
初めて自虐的な感情を自覚した驚きだったと思います。

闇の中、スポットライトで浮かび上がるダリアの陰で
私は楽しげな人達に混じって楽しそうにする事が
自分を裏切るような気がしていたのを思い出します。

沢山の人達の中で
みんなに合わせて一緒に笑うのが
とても難しい事だと思いました。

でも、私はみんなからこっそり外れる事で
自分を益々蔑ろにした事を
どこかで自覚していたんだと思います。

自分の考えを封印されていたので
私の心は思いがいっぱいになって
爆発しそうになっていたのかもしれません。


その当時の私を支えたものは
日記でした。

誰に遠慮もせず
思ったり感じたりした事を書ける日記は
唯一自分を出す事が出来る所でした。


私はとても純粋で真っ直ぐで短絡でした。

だから親に否定され続けた結果、
自分の居場所が見つけられずにいました。

現実の中で時に浮遊感を感じていました。

思いがけない出来事が生じると
全てが遠く感じて見えない壁を感じました。

常に自分の周りに張り巡らされた見えない壁で
自分を守っていたのだと思います。


私を受け入れてくれない世界。
私を攻撃して傷つける世界。
私から奪うだけの世界。


ごく近くの世界だけではなく
人間の歴史を知ると、

人間社会の罪をこれでもかこれでもかと
傷に塩をすり込まれる気がしました。


穏やかそうな日常に潜む
凶悪な現実になぶられると、

世界は崩壊し始めて
何を信じて良いのか分からなくなります。

すると私の核は生きるために
体調で訴えていたのだと思います。

高校1年で始まった微熱の毎日。
急性関節リュウマチ。

肩の関節がギシギシ音を立て、
手首や肘や股関節がポキポキ鳴りました。

今なら体の訴えを受け取れたのに
15歳の私は病院通いをしただけでした。

整形外科に行って
関節に痛み止めを注射しました。

痛い日は朝に病院に行ってから
学校に登校しましたが、

時々遅刻するので問題児リストに載りました。


今なら自分も大人も
それぞれが抱える問題があると分かるけど

当時の私は
教師の偏見に驚き惑うしか出来ないのでした。

そう、そんな風にして不良と確定されると
その気になる愚直な私がおりました・・・(大汗)



 
――――― 下に続く ―――――









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Last updated  October 23, 2014 02:38:33 PM
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