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May 17, 2015
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カテゴリ:カテゴリ未分類
―――・1の続き、2015年5月に書いた・―――


1は去年の5月に書いたもので
それを踏まえて、
今年はまた違う事が理解出来るようになった。

それは2015年2月頃の出来事で
「さかいゆう事件」と「浦霞事件」が発端だった。


「さかいゆう事件」の始まりは
2月始めのある夜に私・夫・ピー(娘・22歳)の3人で
夕食を食べていた時の事だった。

TVで流れていたCMを見ていたピーは
「このCMの曲の声が、流れる度に気になっている」
と言った。

曲は柔らかくて
綺麗な声が聞こえていた気がしたが
何しろ一瞬だしCMだしでよく分からなかったが
右下に字幕が出て歌だったか曲だったかが
「さかいゆう」と書いてあった。


●CM中に流れていたのは
 多分「 Mirror feat.お客さん 」と思われるが
 動画を見つけられなかった。
 アマゾンの視聴↓
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%81%8B%E3%81%84%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%97%E3%82%87-%E3%81%95%E3%81%8B%E3%81%84%E3%82%86%E3%81%86/dp/B00PYQFTME


これには私が驚いた。

私はその前の週に
BSプレミアムのドラマ「アイアングランマ」を見て
主題歌がすごく良くて気になって気になって
すぐに調べてあちこち聴いて
結局アマゾンでMP3をダウンロードした。

そして一人でひっそり楽しんでいた。

それは「さかいゆう」がトランペッターの「日野皓正」とコラボした
「闇夜のホタル」と言う曲で、
日野皓正のトランペットでいななくように始まるのも
メロディもアレンジもさかいゆうの歌声も歌詞も
すごく気に入ったのだった。

さかいゆう / 闇夜のホタル feat. 日野皓正 (Short Ver.)

https://www.youtube.com/watch?v=8d0xRZB0sk8



一人でひっそり楽しんでいた「さかいゆう」に
全く違う場面でピーが反応していた事に対して私は驚いて
すぐさまウォークマンを作動させ、

ピーの耳にイヤホーンを差し込み
「闇夜のホタル」を聞かせたのだった。

そして「さかいゆうだよ!」と言うと
「いい声」とピー。

二人で同じ頃に同じ人の声に
別々に反応していた事に
ちょっとばかり驚いたのだった。


その数日後に
夫と二人で車移動する機会があった。

にぎやかな曲が嫌いな夫も
これなら聞きやすかろうと思って車の中で
「さかいゆう」の「闇夜のホタル」を流した。

もちろんピーと同じ頃に偶然「さかいゆう」に
別々に反応していた事を話した。

それが発覚した時に夫も一緒にいたのだが
多分気付いかなかったか忘れたかしたろうと思い
状況を説明したのだった。

そしてさかいゆうの「闇夜のホタル」が流れると
夫は「いい声だね」「変わってるね」と言った。

何が変わっているのか分からなかったけれど
それは夫の感性なので聞き返さなかった。

その後「この女の人は他にどんな曲を歌うの?」
と夫が聞いたので驚いた。

「この人は男性だよ」と言うと
「そんなはずはない」と夫が言うのだった。

さかいゆうをウィキペディアで調べたり
動画やCDをあれこれ見たり聞いたりして
MP3をアマゾンで買った私が男性だと言うのに
夫は「そんなはずはない」と言うのだった。

そして何度聞かせても「これは女性だ」と言うのだった。

それで音量を大きくしてみたりしたのだけど
それでも「そんなはずはない」と言うので困ってしまった。

まあ楽しめば男性でも女性でも良いんだけど、
と思った頃の低音の部分で
「ああ、ここは男性の声かな」と夫。

高音でも歌う人だけど
私には音色?質感?が
どう聞いても男性にしか聞こえない。

それでも人によっては色々聞こえるかもしれないから
別に好みの問題なんだしなと思うのだけど、

でも情報を持っている私が男性だと言うのに
何も知らない夫がなんで「そんなはずはない」
と何度も言い切るのか、すご~~~く混乱した。

あんまり混乱したので、
私はこれを「さかいゆう事件」と命名したのだった(笑)。



「浦霞事件」も同じ頃の話で
TVでタレント達が塩釜の町をぶらついて
お店や商品を紹介する番組を一人で見た時に、

酒蔵の販売所で
酒粕のアイスやムースが売られているのを初めて知った私は
食べてみたいと夫に報告したのだった。

「昔Iさんが住んでいた一方通行の道のぶつかった
 T字路の酒蔵だよ。何だったかな?」

すると夫は「浦霞じゃないし、男山じゃないし」
と言い、その後10分くらい「浦霞じゃないし、なんだったかな?」
といつまでも酒蔵を思い出そうとしていたので、

私はノートPCを開いて起動し
グーグル地図を開いて塩釜の街を出し

「浦霞」だった事を確認して「浦霞で良かったんだよ」
と言った。

すると夫は「いや、そんなはずはない」と断言したのだった。

私はびっくりして
「え?グーグルが間違っているって言うの?」と聞くと、

「あそこは浦霞じゃない」と夫。

「曖昧な自分の記憶が正しくて
 グーグルが間違っているって言うの?」
と聞いても
「あそこは浦霞じゃない」と何度も言う夫。

私はもう訳が分からなくなって混乱し
グーグルより正しいって何様?と思い、
これを「浦霞事件」と命名したのだった(笑)。


それについてどう考えるべきか
2週間くらい考えても分からなかった。

ピーに「さかいゆう事件」と「浦霞事件」の話をすると
「あーーー!ラーさんと同じだ!!」とピー。

アニメについてはラー(息子)よりずっと詳しいピーが
自分の好きなアニメについて話をしたら

ラーが「それは違う」と断言したけど
具体的な話ができないくせに
自分の考えにずっと固執していたので
ラーは知ったがぶりっ子だと思っていたと言うのだった。

「オヤジとラーさんはその点が似ている」
とピー。

「あの適当でふにゃふにゃのラーさんが固執するのか?!!
 そう言えば謎な所で頑なになる事があったっけ・・・」

思い出してみると、
私が見つけたり行動した事を話すと
ラーはいつも最初は馬鹿にするのだった。

自分の方が知っていると表明したがっているようだった。
母親を認めたくないんだろうと思っていた。

二十代になっても
反抗期が続いているんだろうと思っていた。

ラーと夫に似た所があったなんて!
今頃になって気付く鈍い私である。


そして、ついにお互いが冷静な時に
もう一度夫に聞いてみた。

すでに記憶から消えているかもしれないので
「さかいゆう事件」と「浦霞事件」について
概要を説明してから質問した。

さかいゆうについて調べた私の情報を否定して
自分の感覚の「女性の声」が正しいと言い切るのは
どう捉えたら良いのか?

グーグル地図よりも、曖昧な自分の記憶の方が正しいって
どう捉えるべきなのか?

聞いてみた。


すると夫はしばらく考え込み、
自分の感覚や記憶の方が正しいと思っている訳ではなく、
一度思い込むとそれを入れ替えるのがすぐに出来ないので

情報を入れ替えるのに時間が掛かるために
「そんなはずはない」と何度も言うのだと思う
と言った。

不器用なのですぐに情報を新しくできないのだ
と言った。


ははあーーーっ!!

夫の「そんなはずはない」とは
Aと思い込んでいる情報がBだと分かった時に混乱して
何とかしようと脳内でパニクってる状況らしい。

「更新中」って言えば分かりやすいよね。


私の場合は逆に、
それまでとは違う情報を伝えられると
しっかり確認もせずにすぐに塗り替えてしまって
用心深さや慎重さが足りないので
夫とは正反対と言える。

つまり更新については
正反対な処理対処?だから
お互い全く理解・共感ができないわけだ。

にゃるほどにゃ~~~~(=^・^=)

しかも私と似ていると思っていたラーが
夫と共通する考え方?脳の使い方?をすると
今頃気付いた次第。

ふ~~む、そうだったのかぁ。

今頃になってようやく
ラーとぶつかったり理解出来ないあれこれについて
考えを巡らせて納得行ったのだった。


こうしてまた一つ、
人間とはこんなにも違うって事を学んだ私。

日々、夫からは学ばせていただく事が多い。

そして夫と自分の違いを学ぶ度に
自分にとってどんな事が「普通」なのか
他の人の「普通」とはなにかを自覚し、

自分に戻って行って客観的に見る訓練にもなる。


全く、人はみんな違っていて
それは驚くほど違うんだと学んでいる今日この頃である。




―――・その3に続く・―――













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Last updated  May 17, 2015 12:58:44 PM
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