カテゴリ:大好き語学
中国語を習っていた時、先生がよく言っていたのは
声に出して教科書の文章を何度も読んだり テープのセンテンスを真似して何度も繰り返して言ってみる・・・ 語学の勉強には「音読」がとても効果があるから とにかく声に出しなさいということだった。 声に出そうとする時のほうが 文章の意味をきちんと考えながら把握しようとするような気がする。 ただ黙って文字を目で追っている時などは 時に頭の中は違うことを考えていたりすることさえある。 最近、本屋さんに行くと「音読」を薦めるものが多い。 脳を活性化させたり、声を出すことでストレス発散になるという。 昨日、夜、ちょっと目が冴えて眠れなかったので そばに置いてあった本を開いた。 もう何回も読んだ本ではあったのだけれど ベッドで小さく声を出して読んでみた。 そうしたら・・・ 深夜で周りがシーンとしていたのもあるのか 日本語がズシズシと気持ちに入り込んでくる。 雨ニモマケズ風ニモマケズ・・・ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ・・・ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイイトイヒ このあたりからなんだか目頭が熱くなってきて 涙がこぼれそうになった。 宮沢賢治に真夜中に泣かされた。 いまさらながらだけれど、こんなに魅力ある日本語だったんだ。 脳が活性化されてしまったのか、いたく心を動かされたせいか ますます目は冴えていってしまい睡眠時間は3時間だった。 音読は時間を選ばないと睡眠不足になるけれど なんだか寝ていないわりには今日一日気持ちが元気だったのは 良い効果がでているのかも。 それにしても『声に出して読みたい日本語』シリーズ。 日本語の魅力が満載ですごくいいなーと思う。 本日のキラキラ度数 音読・・・ちょっと続けてみよう。 5つ星☆☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.05 21:58:59
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