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テーマ:就農準備(185)
カテゴリ:続・就農準備編
寒い、寒すぎる。なんで四国でこんな寒いねん。
今朝はいつもより遅めに出発。外に出ると雪がちらついていた。四国で雪ってなんだよ。ここは平地だぜ? 後川の橋を渡る。 今朝の四万十川。天気悪いね。しかも風強い。 でも九州でも結構雪が降ってたから日本はどこでも雪が降るってことだな。 よし。寒いから枯草を燃やして温まろう。と、建設途中の鶏舎横の枯草の山に火をつけた。 すると折からの強風に煽られて瞬く間に火が高くなり、その火があろうことか完成間近の鶏舎の方向へ轟々となびく。 これは、マズイんじゃね? 脳裏に後から来たタケちゃんに、「萌えちゃった。テヘ」 笑う自分の姿が浮かぶ。 よし、例え燃えてしまってもネタにしてしまおう。そう決まれば後はやるべきことをやるのみ。 俺の運はここで終わりか?いや、こういう運命から何かを学べということなのか?そのために多くの人に支えられてきたモノを失うというのか? そんなことを考えながらこれ以上燃えないように、まだ引火してない枯草の山を必死にどけて行く。 風がビュービューと吹き付ける。火の頭が鶏舎のトタン屋根をチラチラと舐めている。 もう、終わりだ。 そう思った瞬間に風が止んだ。嘘みたいに。朝から吹き続けていた風が止んだのだ。信じられなかった。 後30秒吹き続けていたらトタンに燃え移っていただろう。うーん、マンダム。 火が小さくなってようやく写真を撮る。萌え尽きた。 小さくなった火を呆然と見つめていたらタケちゃんが来た。 生きてて良かった。 すっかり鎮火しつつある炎を復活させようとタケちゃんが枯草を集めて火を大きくしている。 ああ。なーんにも知らないって幸せだな。つーか、もう止めレ~ タケちゃんと二人で焚火をしていると昼近くなった。 すっかり小屋らしくなった鶏舎。 燃えんでエカった。 取りあえず、あーでもない。と二人してチンタラ小屋の扉を付けたところで昼。 晴れてきた。 よーし。今日は東側の壁を完成させちゃうぞ、オー! 今朝の死闘の跡に彼女がやってきた。 涼しげに、鳴く。もう、大変だったんだから。 午後から寺尾さんも加わり東側の壁を張るための横棒を打ち付けた。やっぱり人が多いと早い。 でも時々焚火にあたらないと指先がマヒしてくる。そんな寒さだった。 そうこうしていると、藤田さんが陣中見舞いにやってきた。 事務所の壁はこう、屋根はこう。と説明してくれるが、みんな素人なのでポカーンとして聞いている。 意味わからんからではないと思うが、寺尾さんが帰って行く。 タケちゃんと何度も顔を見合わせ、パチクリ。頼むからオレの代わりに理解しといてくれ。とお互いに願う。つまり、人頼み。 こうしてひとしきり説明し、お土産にドーナッツを置いてウルトラマンは去って行った。 これから寒中、家族サービスをするのだそうだ。また遊びに来てくだされ。今度はもうちょっと勉強して少しは理解できるようにしときますんで。(自信なし) ともかく東側の壁のトタンも張り終えた。 寒空の上空をトビが舞っていた。 トンビは寒くないんだろうか、とタケちゃんに聞くと羽毛布団の羽毛を着てるから寒くないでしょう。と言い張る。 え?でも羽毛布団の羽毛は水鳥の羽だったと思うけど・・・・・・ 寒くないんか?とトンビに問うと、高知弁で答えたような気がした。 鶏舎の完成も間近。 ピ~ヒョロロ~ っと。 明日は雨だか雪だかが今日よりも降るらしいし、タケちゃんも用事で休みだから僕も休みにするか。眠っ 今日もプールで泳いで来た。 ↓↓クリックするととあなたのヒイおじいさんが成仏できます(ウソです) 「ねはんの里」ホームページへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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なんちゃあ、寒くないゼヨ。→なんちゃあ、冷よう(ひよう)ないゼヨ。が正解ですw
(2014.08.31 01:31:12)
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