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カテゴリ:私の推薦
熊本県で個人タクシーをされている大野タクシー(大野進治さん)は
自分のHPで 熊本・阿蘇の観光地をとても詳細に紹介している。 中でも、仕事上からの疑問・提案が面白い。 規制緩和で雲助運転手は消えるか? 答えは「あおっているだけです」 そもそも、雲助運転手とは? タクシーに乗った時、タバコを吸いながら運転したり、 近距離だとムッ!としたり、服装がだらしなかったり、やたらと他社に追越しを掛ける運転 手で、ちょっとスネた感じもあります。長距離だと愛想が良いのですが、近場(ちかば)だ と急発進、急停車、急ハンドルで報復します。 思わず、いますねー! こんなタクシー運転手は! しかし、この背景にはこんな事情が・・・ 国交省の規制緩和によって、今や全国的にタクシーは供給過剰状態である。 特に、「新規参入の自由化」と「料金の自由化」で業者の淘汰を図るどころでない。 会社の売り上げは激減し、運転手の収入も当然激減している。 本来、公共輸送の観点から各会社に必ず「安全運行服務規程」なるものがある。 服装・身だしなみや言葉使い、接客態度すなわちマナーである。 これが実質、ないがしろにされているのだ。 同じ公共輸送しているバスや電車と大違いだ。 前日の売り上げが公表されていやがおうでも比較される。 会社が評価するのは高額運収が図れる運転者のみ。 売り上げ市場主義のタクシー会社に於いては当然といえば当然なのかも知れない。 そんな大野さんがおすすめなのが「熊本を旅するなら、おまかせあれ!」という観光。 移動交通手段として、旅の思い出を一層心に残るものにするなら 風景の解説者付きの個人タクシーを是非どうぞという訳だ。 料金は1時間3,000円。5時間なら15、000円。 政府認可料金は8時間が25,600円だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月30日 19時57分38秒
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