前、右、左、後 正座の部
前、右、左、後 正座の部前 正面に対座する敵に横一文字にて抜きつけて、真向に斬り下ろす技です。斬り下ろすの時、立膝のときのように右足が一歩出ても良いし、出なくても良い。 大森流なので、本来は一歩出ない。 また、20代宗家河野百練先生が、抜付が半身だったのを正対に改善されたとこと。以上の理由は、相手との間合が近いからだと思います(一足一刀の間合)。大森流なので、大血振りとなります。 ※一足一刀の間合:彼我の距離約1.5m(相手と自分の中心軸、すなはち腰から 頭頂に抜ける線の距離が約1.5m) 右同方向を向いて座している左の敵に横一文字にて抜きつけて、真向に斬り下ろす。 左同方向を向いて座している右の敵に横一文字にて抜きつけて、真向に斬り下ろす。 後同方向を向いて後方の敵に横一文字にて抜きつけて、真向に斬り下ろす。 刀法 前切り同様、居合の生命は、抜きつけと切りつけにあります。