無気力を有益に変える
この先、幸せに豊かに生きるために「自分のやりたいことをする」という指針は既に有名です。一方でやりたくないことはやめる、ということも大切です。「やらなければならないから」と頭で考えてやろうとすると、実際は自身にやりたくないことを無理にやらせていることになり、いつも人にお尻を叩かれている状態と同様になります。そのような状況を重ねた先にあるのは、無気力な状態です。更にお尻をたたかれ我慢を重ねてきたことによる「怒り」が蓄積されているので、キレやすくなったり、感情が波立ちやすいこともあります。 無気力になった時に多くの方は「早くこの状態から抜け出したい」、「何かおかしい」と感じ、「こんなに何もしない状態はダメだ」と考えます。 更にはここ数年はやりたくないことを目の前にするとエネルギーや気力がわかないという自然な流れが来ています。もうやりたくないことは出来なくなってきているのですから、葛藤することは不要です。 目覚めに向かって行く中でこの道が自身にとってベストな道なのかを決めるのはハートです。一人一人この地上においてやることを本当は知っているので、その時点でブロックとなることは無気力にさせてやらせないようにします。特にここ数年のエネルギーにはそのような兆候がみられます。 ですので無気力になったら葛藤せず、何もしないことを選択するという意図で「無」を選択します。そうすると、今まで見えてこなかったものが見えて来ます。背景に何もないことによって、「有る」ものが見えてきます。積極的に背景を無にすれば、その時点での主役=テーマが引き立ちます。 自身の気持ちがそのことに追い付かない、または気が進まないのであれば一旦やめて、自らを信頼しその気持ちに積極的に従うことは大切です。そのように行動を選択していくと、やる気が起こらなかったのはその事柄の「内容」ではなく、自らの在り方であったことに気づきます。