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カテゴリ:決算関連
生産量のブレ幅ってどんなものだろう?ある一面から考察してみました。
まず前記事の矛盾:一日の販売量11000MCFPDx365日で年間目標5,764.9MMCFに届かない 理由が業界特有のブレ幅という会社発表を考察してみます。(今後、増産分等があるので、年間目標には届くのかなあ?なんて思っていますけど・・・・・) 確かに、変化著しい自然を相手に資源を採掘する訳ですので上下ブレ幅は大きくなる事と 思いますが・・・・・・・色々考えてみましょう!! 1:http://sonlite.dnr.state.la.us/sundown/cart_prod/cart_con_wellinfo2?p_wsn=231807 このURLはルイジアナ州にある公的機関が発表する天然ガス算出の状況を示す表で、KAMIガス田 のデータを示しています。 注目すべきは同表内の A:「WELL ALLOWABLES」 :ガス田の掘削ポテンシャルを記した日時の記載 B:「WELL PRODUCTION」 :実際に前月に採掘出来たガス量を示します。 A表から考察できる事はKAMIガス田は5月15日より日産設定8000MCFpdの採掘が始り、それ以前の日産量は今年2月10日に単日で3335MCFpd,1月20日に単日1686MCFpdを採掘テストし又記録した事が 解ります。 B表から考察できる事は4月1日~4月30日,5月1日~5月31日までの原油と天然ガスの 生産量が解ります。 4月の天然ガス生産量は79,588MCF/30=約2,653MCFpd 5月の天然ガス生産量は153,594MCF/31=約4,954MCFpd ここで何が解るかと言うと、6月23日に行われた投資家向け説明会資料↓の11Pの5000MCFpd http://www.victorynet.jp/5209/index_win_240.html と5月分の生産量がほぼ一致するという事ですね。 *注意:この5000MCFpdが一致するからブレ幅は無いという意味ではありません。 説明会があったのは6月23日なので、前月の天然ガス生産量なぞ解っていて当然なのですから。 ここから少しややこしくなって来ます。 A表から解る事5月15日から8000MCFpdを生産しているという事なので5月の後半17日間の生産量は8000MCFpdx17日=13,6000MCFとなります。そうすると5月の総生産量から、この数字を引くと 17,594MCFが残ります。 この数字は、4月の日産量の約6~7日分の生産量になります。 単純な数字だけで考えると、4月の日産量換算で計算すると8日分の生産量が少ないですね。 多分、平日のみ生産行っているのでは?という疑問が出ると思いますが、4月分も30日間で 割り出しているのであんまり関係なさそうです。う~ん・・・・悩む・・・・ なかなか、天然資源開発というのは奥が深いですね。 次回9月半ばに発表されるこの機関のデータに注目してみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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