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入院時に聞いたPTさんの話によると、私と同病(ALS)でほぼ寝たきりの患者は
ほとんどの方が在宅ではエアマットを使用されているらしい。 私の場合は、入院時は普通のマットかエアマットの選択しか無いので エアマットを用意してもらっているが、側臥位でのケアの時に身体が沈んで 安定しない、また,ベッドを起こすと尻が沈んでふわふわして安定しない。 それで,在宅ではモルテンの「ソフィア」という褥創予防用のウレタンマットを レンタルで使用している。 私の手足は、訪看さんによる毎日のリハビリのおかげで関節の抗縮も無く 他力ではよく動かせるが、自力ではほとんど動かせない。 しかし,首から上は目や口などはよく動く。境目の首やのどは微妙なところで 寝ていて少し横向くことは出来るが、枕から首を起こすことは出来ない。 しかし,ベッドを目一杯近くまで起こして首をまっすぐに立てると 首が自立出来て、首が座る状態になり,スライドポイントなるスイッチを 口で操作してカーソルを動かし、口の開閉であごスイッチを動かしクリックする。 ウレタンマットはふわふわせず安定するが、尻の肉がやせて仙骨部が出っ張り そのままだと褥創になりかけたので、シカケアという洗って再利用出来る ジェルシートを貼り、座った時に紙オムツにつられてずれないようにラップを上からはって 滑りやすくしている。シカケアの周りには糊代わりにワセリンを塗っている。 更に,仙骨部に体重が直接かからないように、2枚の円座を尻の左右から 半分ずつ差し込み、浮かすようにしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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