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テーマ:ALSと人工呼吸器(72)
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最近気になっていることは、カニューレ交換の度にサイドチューブからの吸引が
詰まること無くスムーズに引ける場合と、何かが吸い付いたかの様に引けない場合が有り 当たり外れと表現していたが、外れが気になりだしたのは最近の数ヶ月のことである。 この外れの詰まりは、痰や唾液が固くなっての詰まりとは別のものである。 その原因を振り返って考えてみると、座ってパソコンをするときにカニューレが回路の 重さで引っ張られるせいか気道内圧のピーク時にプシューとエア漏れが起こったので、 カフエアを本来の8ccから徐々に増やし、数ヶ月前に8.6ccから9ccに増やしたのである。 そのために、気管内でカフ風船が膨らんで横に広がり、カフ上部のサイドチューブに 繋がる穴にかぶさり、40~45の吸引圧で引くとカフが吸い付き、引けなくなるの では無いだろうか。吸引圧が10~15程度と思われる低持続吸引機を繋いだ場合は カフを吸い付けるほど吸引圧が高くないので、カフ上部に溜まった唾液が ジュルジュルと引けることが有る。 今使っているカニューレは、Smiths medical 社の気管切開チューブ ソフトシールカフ付サクションエイド ID8.0mm で有るが、ID9.0mmにサイズアップすれば解決するのか、次回の入院時に聞いてみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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