カテゴリ:囲碁ボケ
白は中央にキリを入れてきた。 この中央左側は、5~8目くらいの黒地を期待していたところだったが、 キられてみると、逆にダメヅマリの黒3子が不自由だ。 私はほとんどノータイムで黒144と、じっとノビた。 別に助けられないことはないのだが、捨てることで先手を取り、 下辺の白に襲いかかろうと思ったのだ。 これは考えたというより、直感だった。 当然、白は145と黒3子を捕獲して、ジワリと地合を詰めてくる。 このあたり、nipparat氏は表情を変えずに、 淡々と、順調に事を進めているかのようだった。 実際、黒のリードはまだ10数目はあるのだが、私はなにしろ目算をしていない。 だから、ジワリジワリと迫ってくる雰囲気に、かなり焦っていた。 こんな心情は生碁ならではのものだろう。 そして、どうしても下辺の白の死活を追求しなければと、勝手に思いつめていた。 勢い、黒146、148とモタレ気味に押し付けたものの、 またしても黒3子がダメヅマリで味が悪いことこの上ない。 白はJ8のキリを見ながらも、いったん下辺を補強してきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 7, 2007 11:14:39 PM
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