いっちこねっと

負け犬の遠吠えという本が流行っているので、気になって、ぱらぱらと読んでみました。
そこそこの年齢の独身女性だけじゃなく、結婚しても独身の女性も含まれるとか。
仕事をしているとか、ルックス的にかっこいいとか、そんなことは関係ない。
夫と子供がいるか。ただそれだけで勝ち負けが決まるという。
読んでみると負け犬の特性と自分が一致していた。
負け犬は、日本伝統文化（歌舞伎や焼き物や京都や仏像）や、踊りにのめりこんだり、
ちょっと変わったところに旅したり、
ローカル線で東北方面行ったりするそうで、
旅もきわまってくると、誘える人がいなくなり、
また、歳をとって頑固になるためかひとりのほうが行動しやすいと一人旅をし始める。。。という。

私　←　仏像を見るために京都・奈良をときどき徘徊
私　←　近所の陶芸教室のパンフを見ながら、やってみようかな
私　←　去年から、時々一人旅、独りのほうが気楽
私　←　秋田・青森・岩手の旅行パンフ眺めている
　　　　　（いま、かばんに入っている）

また、踊り系、ベリーダンス、バリ舞踊などもはまりやすいらしいが、
これはまだその兆候なし。

だが、これだけそろえば、私も立派な負け犬ってことかな。

言い訳はあるのよ。
既婚とはいえ、子供はいない。そして別居。夫とはめったに会わない。
女性同士って、立場違うと話はお互いがあわせるよう努力しないといけない傾向がある。と思うけれど、
私みたいな中途半端なタイプは、話がばっちりとあうことはあまりない。
そういう人って少なくないので、自分だけがかわいそうとか言うつもりはないけれど、
毎週、女友達とつるむと疲れる。月１ぐらいがいい。とりあえず。

相手が男だと、気が合えば、毎週会ったとしてもまったく飽きないし、疲れないし、問題ない。
だけど、一応私は既婚者だし、その人と最終的には付き合うわけにも行かないし、
相手の男性にとってもそのような休日の過ごし方は好ましくないわけで。。。
毎週は、つるめない。

おのずと、ひとりで遊ぶしかなくなるのよね。
そんな環境が、私を仏像と陶器と一人旅に向かわせているのかしら？