酔候☆酒☆徒然なる山遊び

妻の友達　突然の来客

「後10分ほどで着きます」

妻の友達　どうやら　御朱印　集めをしてる

おいらは　遅い昼食とるから

　ちょうどいいよ・・・・

　　清水屋さんの前で待ち合わせしてね

お高級外車で来るけど

　どのお高級外車で来るかわからないから

　　駐車場　案内しなかったけど

　　　一番高いやつで来ると

腹こすります・・・

　そんなスーパーカーの予感だったけど・・・

無事　落ち合えてね

境内を案内して・・・

　いろいろと話をして　昼食

とんでもない新宿の金持ちだから

　あっさり　鰻重を頼んでね・・・

あの　多分　有名店たくさん行ってると思うけど

　ここは江戸時代からのしきたり

　　普段着の鰻ですよ

妻の友達　鰻が好きだというので

　おいら　チイママに　

別注でもよろしく！！

　「かしこまりました」

驚くほど　早く出てきた！！

　それ　ひょっとして　夜の部の別注？

鰻を待つ間に　話が始まったけど

　二人とも東京生まれの東京育ち

　　東京の城北部は　浅草くらい

おいらにどちらの出身ですかと聞くから

　父親は浅草で　おいらで5代目くらいですよ

おいらの妻が　おでん　頼んでいたから

　「筋　これわかりますよね？」

軽く謎かけしたら　知っていた。

　頼んだ妻がわからない　スジ

おでん種　スジ　ちくわぶも知ってますよ・・・

お互い東京育ちだと

　上下　とか　自慢話が始まらないから

　　ありがたいよね

楽しい会話で始まり　食事をしながら

　お互いの　食事マナーもそれなりだから

　　多分　おいらがお客様連れてくると

　　　大女将もね　目配せで

草団子をもらい　コーヒーを出していただいて

　おいら　妻に　夕食のおかず買う？

すると　妻の友達も　天ぷらがほしいというので

　お持ち帰りで　2人前ずつ　ふた折り頼んだ。





夕食は　白いご飯とお吸い物と　冷えた天ぷらでね

　揚げたてをすぐ食べるのがグルメ　とか

　　時間が経った冷えた天ぷらなんかと

　　　思うえせ東京人多いけどね

割烹で　仕出しもやるから

　冷えてもおいしい天ぷらがあるんだよ

新宿の人だから　神楽坂あたりおなじみさんだろうけど

　これは　下町の　江戸時代からの　割烹の味と理解してくださいね

夜　妻にラインでね

　天ぷら　お母様にも　分けたらしい

　　下町の普段着　風情がわかってもらえれば

　　　おいらとしては　ありがたいけどね