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箱ちゃん127

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2011/08/27
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カテゴリ:小説案内
立原正秋の『冬の旅』読み終えました。


主人公の「行助」に近い人間って、今の日本に存在するだろうか?
と、
また、立原正秋とこの作品はどのくらい重なるだろうか?
などと考えました。




ここまでに仕上げる才能。
読ませる作品を描けた立原正秋に感服しました。


作中の詩、
みまかりし友よ
が一番納まっていましたね。
ストーリーの流れから。


少年院を扱っていますが、心底狂った人間が登場しなかったことで救われた思いがしました。
誰より、「行助」が希望を与えてくれました。
倫理そのもの、という表現がありますが、
人として生きる希望がそこにあること。
それが読者を引っ張っていったと思うのです。


実際、このような作品を仕上げることは容易ではない。
白けないものにすることは、と。


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Last updated  2011/08/27 09:55:26 PM
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