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カテゴリ:ネット社会
ケータイ・ネット依存症への告別
柳田邦男著 「壊れる日本人」を読んでいて、 深いな、大変だけど、 現実を見つめる姿が出て来ます。 <生きろ、と思ったり、死んでくれ、と思ったり、このジレンマは一体なんだろうと思う。 臨床で働くと、たくさんのジレンマに出会う。本人の意思か家族の意志か、の中に生まれるジレンマ。在宅か施設かの中でのジレンマ。 言う、言わないのジレンマ。放ったらかし、かかわり過ぎのジレンマ。なくてさみしい、あってうるさい家族、の中でのジレンマ。生きたい、死にたいの中でのジレンマ、ジレンマ、ジレンマ。 医療者にとって大切なことは、ジレンマに出会った時、ひと呼吸して「ああ今ここに、新鮮な、ジレンマ、あるよなあ」と思うことだろうか。 すぐに結論は出さない、逃げない。するとジレンマは、思いがけないところから、融け出していくことがある。> ーというくだり。 最後の瞬間、送る家族、送られる本人。 でも、誰もが必ず迎える瞬間。 どんな形であれ。 医師は、たえずその瞬間に立ち会う。 ☆野の花診療所 〒680-0824 鳥取市行徳3丁目431 TEL 0857-36-0087 ・院長 徳永 進 ◎徳永 進 院長 京都大学医学部卒 内科医 鳥取市内にてホスピスケアのある19床の有床診療所「野の花診療所」の院長 1982年 「死の中の笑み」(ゆみる出版)で、第4回講談社ノンフィクション賞を受賞 1992年 第1回若月賞(独自の信念で地域医療をしている人に贈られる)を受賞 ・著書 「死のリハーサル」(ゆみる出版) 「話し言葉の看護論」(看護の科学社) 「隔離-故郷を追われたハンセン病者たち」(岩波現代文庫) など。 医療機関と医師 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/11/01 09:51:27 AM
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