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カテゴリ:映画の国
産後鑑賞第一作目であります。
あー、面白かった!大体予想していた展開ではありましたが、それでも新生児の世話で眠くて疲れているはずの頭にはちょうどよく、最後まで笑わせてくれた作品でした。星は3つ。笑いの星は文句なしに5つあげたい。 一人暮らしのアンディは、家電ショップの在庫係。アメリカ人にしては珍しい自転車(しかもマウンテンバイクとかじゃなくてママチャリ)通勤。アパートにはビンテージ物のアクションフィギュアがずらりのオタクぶり。そして彼はなんと40にして「体験」なしのモテナイ男だった。ある日ひょんなことからアンディが童貞であることが同僚にばれる。恥ずかしすぎて仕事を辞める!というアンディに、同情した同僚3人が協力を申し出る。その日から彼女探しの毎日が始まる。パーティ、ナンパ、スピードデートといろいろ試すがいずれも成果なし。そんなある日店にトリシュがやってくる。トリシュはアンディの店の向かい側にeBayストアをかまえ、安く物を買ってeBayで高く売っていた。アンディは彼女に恋をし、やがて二人はつきあうことに。彼女は3人の子持ち、離婚暦あり。トリシュは「いいヒト」アンディが好きになっていくが…。 なんかこれ、「Hitch」にちょっと似ています。女の子をいかにゲットするかいろいろトライするところが。「ナポレオン・ダイナマイト」といい、最近のアメリカはさえない男を描くのが流行っているのか?(それともたまたま私がそういうのを好んでみているだけ???)でも、今回はごく普通のよくいる人たちを面白おかしく描いているので楽しめた。出てくる家電ショップの店員たちなんて本当に「(アメリカには)いるいる~、こういうヒト」って感じ。それにちょっと「101回目のプロポーズ」も思い出した。本当に最初から最後まで笑って笑いまくった。割とお客が入っていたが、私の前の女性3人組はもうおなかをかかえて大笑いしていた。ヒー、ヒーって感じ。私も英語がわかったところはかなり笑っていた。これ日本で字幕になったらちゃんと笑えるように翻訳してくれるんだろうか。英語でないと笑えなかったら残念。日本語で観た方教えてくださいね。 中で印象深かった言葉はこれでした。どうして今まで童貞だったのかと聞かれたアンディが「どうしてって、とにかくそうならなかっただけさ。ここというときにいろいろあって結局できなかったり、そのうちできるさと思っていたけど、だんだん年をとって自分が童貞だってますます言い出せなくなって、もういいやって思うようになったんだ」これ、可哀想だなーと思います。悪循環ですよね。世にはアンディみたいなヒトがたくさんいることでしょう。でも勇気をもって、今でも遅くないですから、あきらめずにがんばりましょう。きっとあなたのことを好きになってくれるひとはいますよ。うん。アンディみたいなよい友達に思い切って告白し、協力してもらうもよし。何か手段はあるはず。もちろんあなたの性格が歪んでいたり、いじわるだったり、嫌な奴ならだめですよ。でもアンディみたいに誠実でまっすぐなヒトならきっと最後には彼女できると思います。がんばりましょー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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