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テーマ:最近観た映画。(39236)
カテゴリ:映画の国
久々に映画を観た。うちで。
子供が寝た後、懐かしの「卒業」を。 知らなかったが原題は、The Graduate、だったんです!つまり、「卒業生」!これはもちろん、ダスティン・ホフマン演じるベンを指すんだが、この事実、ちょっと衝撃でした。 なんでかっていうと、「卒業」のタイトルから、「ああ、今までの子供の生活から卒業して大人になっていくわけね」と勝手に解釈していたんですが、「卒業生」となると、既に大学を卒業した彼が親の保護に対して卒業生となるってわけで、いや、大筋変わりませんが、なんか私的にはすこーし違うんだなー。つまり、「卒業」というプロセスを描いているのか、「その卒業生」のこと自体を描いているのかの違いっていったらいいんでしょうかね。 まあ、とにかく、昔の映画はよくできている。せりふ回しが。コメディ映画かと思うほど途中なんども笑ってしまった。あだち充に映画をとらせたらああなるんじゃないか、と思うようなコミカルさとまじめさが混在した映画だった。字幕だったから笑ったというのもあるかな。英語でみたから笑っちゃったかも。ミセス・ロビンソンに振り回される童貞ベンがコミカルで、途中エレインを好きになってから急にまじめな映画になってしまった。傾向として、あそこまでロビンソン夫人とああなったら、あとの展開はロビンソン夫人と駆け落ちだろうと思うんですが、急に若い子が好きになるのね。ロビンソン夫人とは実の無い恋だと気づくんでしょうね。 それに、一カットが長い!あれはNG出したらもう一回最初からやり直すの結構つらいだろうな。長いカットでは三谷幸喜の「ラジオの時間」のオープニングが有名ですね。役者さんはすごい。 それにしてもベンのストーカーぶりは怖い。エレインはにくからず思っていたからOKだったけど、普通だったら警察ものだよ。 駆け落ちして最後にバスで「やったね!」って顔の二人から、スッと笑顔が無くなってしまうのはその後の多難な将来を暗示しているんでしょうかね。 星はどうしようかねー。★★★くらいかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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