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2023.02.12
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カテゴリ:こはく文庫
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2023年1月刊
こはく文庫
著者:桜井響香さん
ブラック気味な会社で仕事に忙殺されている紫陽奈は26歳。お年頃だというのに毎日終電近くまで働き詰めで、肌のコンディションは最悪。恋愛からは遠ざかった日々を送っていた。そんなある日、紫陽奈が行きつけのバーでマスター相手に仕事の愚痴をこぼしていると、整った顔立ちをした男性に声を掛けられる。彼は静かに紫陽奈の愚痴に耳を傾けてくれ、その居心地のよさに紫陽奈はついつい過ぎるほどの酒を呑み、意識を失ってしまう。次に目覚めると、紫陽奈は見知らぬベッドの上にいた。隣にはバーで声をかけてきたあの男性が裸同然の姿で寝ているではないか。まさか酔った勢いで過ちを犯してしまったのでは……と青ざめる紫陽奈に、彼は眠ってしまった君を介抱しただけだ、と説明してくれる。どうやら彼は社長らしく、「今の会社が嫌ならば、転職を考えたらどうだろう。うちの会社でも求人を行っているから、ぜひ検討してみて」と名刺を渡してきて……。
​    ↑楽天ブックスより、あらすじ引用


登場人物
 田中紫陽奈=元不動産会社の事務員。壱哉の薦めで彼の会社に転職した。
 瀧野瀬壱哉=アパレル会社の社長。
   美和子=紫陽奈の先輩社員で教育係。
    佐川=壱哉の友人で美和子の恋人。

不動産会社に勤める紫陽奈(しいな)は、そのブラックな就業体制にほとほと疲れ果てていた。会社も会社だが、彼女と組んでいる営業が曲者で、雑用事は全て押し付けられるので定時に帰れた試しがない。
そんな紫陽奈の楽しみは、週末にちょっとお高いバーで飲むこと。
マスターがスイーツ好きで、メニューにパフェもあるのも高ポイントだった。

ある日、いつものように金曜の夜に一人で飲んでいると、一人の青年に声を掛けられた。
どうもマスターと話していた会社の愚痴が耳に入ったらしい。
彼は瀧野瀬と名乗り、同じくこの店の常連だと言う。
人気のアパレル会社の社長と聞いて驚いたが、それよりも彼は紫陽奈の勤務状況が気になるので、詳しく話して欲しいとのこと。自社の参考にしたいからと。
若干戸惑いつつも現状を話して聞かせると、瀧野瀬は眉を顰めていた。退職金制度も無いし、残業代は出ないとか傍から聞いても明らかにブラック企業だ。
瀧野瀬は、名刺を差し出し、良ければうちで働かないかと紫陽奈を勧誘。

何だか話が弾んで飲み過ぎて、彼に迷惑を掛けてしまったが、ホテルに運び込まれても特に何かされた形跡は無く、別れ際に瀧野瀬からは取り敢えず転職を考えてみてくれと念押しされた。
30そこそこで社長でハンサム、それに良い人だった。検索してみたら彼の会社は評判もいいし、転職も良いかもしれない。意を決して会社に辞表を出した紫陽奈は1ヶ月後に退職し、瀧野瀬のアパレル会社の採用試験を受けて、無事入社に漕ぎ着けた。

指導係の美和子は話しやすい人ですぐ友人関係となり、瀧野瀬とも再会。
転職の動機は心機一転したかったのもあるが、彼に会いたいというのも大きかった。
せめてものお礼にと瀧野瀬を食事に誘った紫陽奈は、彼から実は一目惚れだったと告白され、お互い同じ想いだと知って二人は恋人同士に。
壱哉の立場を鑑みて、一先ず周りには伏せておくことにしたものの、彼の友人である佐川とその恋人の美和子だけには話してある。
交際も順調で、結婚も視野に入れていると彼から聞かされた時は驚いたものの、心底嬉しかった。互いの実家にも遊びに行ったし、毎日が幸せだったのも束の間、二人のデート現場を見たと言う社員の話が瞬く間に社内で広まり・・・。

随分と順風満帆に話が進むなと思っていたら、終盤にアクシデント発生。
女性人気の高い壱哉を狙っていた秘書達の妬みを買い、コネ入社に違いない等悪評を広められ、挙句の果てには着払いで食品をいくつも送りつけるなどの嫌がらせが続くように。
女の嫉妬って怖い(^_^;)
ってか、そんな性格だから振り向いてもらえないんですぜ。
でも、流石に仕事に影響与えることもやらかし出したので、結局、壱哉に助けを求めることになるのですが、もっと早く頼んなさいよと。
最後は、壱哉が出回っている悪評について否定した後、結婚を発表。嫌がらせも止まり、正式に彼が紫陽奈にプロポーズしてお終い。

終盤かなり駆け足でしたが、上手く行って何より。
正直、揺るがない関係だったので、何か一波乱あるとしたらこの手のトラブルだろうなと思ってたら案の定。
ので、じれじれ展開はほぼ無しなので安心して読めます。


評価:★★★★





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最終更新日  2023.02.12 20:47:41
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