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2023.02.18
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カテゴリ:マカロン文庫

2022年7月刊
マカロン文庫
著者:紺乃藍さん
社長令嬢の結子は、幼い頃から憧れていた男性とのお見合いの日を迎えた。しかし会場に現れたのはその人の弟で、高級ホテルチェーンの御曹司・奏一だった。家同士の政略的な結婚から逃れられず愛のない夫婦となるはずが、始まった新婚生活は想定外の溺愛の嵐で…!? 「君の表情も声も身体も、全部俺のものだ」ーー彼の一途な情欲が炸裂して、結子の心は次第にほだされていき…。
​    ↑楽天ブックスより、あらすじ引用

登場人物
 入山結子=旧姓・佐山。ブライダルドレスメーカーの社長令嬢でフローリスト。
      奏一と政略結婚した。
 入山奏一=高級ホテルチェーンの御曹司。
 入山響一=奏一の双子の兄。


フローリストとして働く佐山結子は、幼馴染の入山奏一と政略結婚をすることが決まった。
元々、親同士が友人で取引関係と言う兼ね合いで、​いずれは結婚話も本格化するものと思い、ドキドキしていた。だが、それは相手が長年憧れ続けていた入山響一だった場合だ。
お互い社会人になって会う機会はグンと減ってはいたけれど、響一が知らぬ間に結婚しており、結子の相手が響一の双子の弟・奏一に変わっていたとは夢にも思わず、内心がっかり。
勿論、奏一のことも幼いころから知ってはいる。でも要領が良く、天才肌な彼がどうにも苦手で、親しくはなかった。
なのに、奏一の方がやけにこの結婚話に乗り気で、結子も承諾せざるを得ない状況であった。

上手いこと彼に押し切られ、翌月には入籍を済ませ同居となったのだが、職場は近いし、家事の類はハウスキーパーがほとんどやってくれる分、実家にいた時より門限も無くて生活は快適だった。
これは予想外。
奏一も優しいし、何かと気遣ってくれる。
仕事で関わった我儘な女優に嫌がらせされて大泣きしていた時も、彼なりの方法で慰めてくれて、今ではすっかり結子も絆されていた。自分でもチョロいとは思うものの、結婚した以上、仲が良いに越したことはない。
一緒に過ごすうち二人の仲も段々深まり、それなりに上手く行っていると思っていた矢先、奏一が総支配人を務めるホテルでトラブルが発生。
結子の手伝いで何とか無事収まることとなったのだが、実はトラブルの原因が奏一の部下のやらかしによるもので、刑事事件にまで発展しそうなものだった。
上に立つ者としてそんな事態になっていたのを気付けなかったと奏一の落ち込みはかなりのもの。子供の頃から上手く行きすぎる人生で、ここに来て初めて味わう挫折に戸惑う彼を宥めるうちに予想外の発言を受けて、結子が腹を立て一方的な仲違いに発展してしまい・・・。


何でもそつなくこなし、兄より優秀だった奏一が30歳になっての初めての挫折。でも心配していたのは長年想い続けていた結子に幻滅されるのではという、何とも子供っぽい悩み。
結子にしてみれば、とっくに奏一に惚れてるのに、そんなに信用無いのかと激怒。せっかく上手く行っていた関係もギクシャクしてしまって、不器用だなぁと。
最後の方は結子もこんなんじゃいけないと考えていた時に、奏一の本心を聞いて漸く仲直り。
同居してるのに、一ヶ月くらい碌に口を聞かなかったってのは、彼も相当堪えたと思います。
ラストでは響一から、如何に奏一が結子に惚れていたかバラされ、ほのぼのした感じで終わっています。
このお話も、スピンオフなんですね。
お兄さんの響一さんサイドも出ているらしく、探してみたらkindleの本棚に入れてる作品だった(^_^;)
これかー、ということで、明日の感想記事はその響一さんのお話です。


評価:★★★★☆





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最終更新日  2023.02.19 01:31:59
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