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2023.05.22
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カテゴリ:メリッサ

2019年3月刊
メリッサ文庫
著者:小山内慧夢さん
舞踏会の最中、一方的に婚約破棄を突きつけられたフレデリカ。その場から颯爽と立ち去ったものの、それは悲しみからでもくやしさからでもなく、パンツが切れた焦りからなのだった!しかしその疾走の果てに、建国以来最強の武神と名高いブレナン将軍にぶつかってしまい、足首まで下がりきった布とともに、フレデリカは力尽きるのだが!?出会いは切れた紐パンから!?ドン底お嬢様×堅物将軍が繰り広げるロマンチックラブコメ!

​    ↑楽天ブックスより、あらすじ引用

登場人物
 フレデリカ=子爵令嬢。一方的な理由で婚約破棄された直後、とある縁でフォル
       カーと出会い求婚される。
 フォルカー=近衛将軍。堅物で長らく独身だったがフレデリカと恋に堕ちる。
 ユージィン=公爵家の跡取りで、フレデリカの元婚約者。
   ユリカ=平民出の中性的な外見の少女。ユージィンの新しい婚約者。


ムーンライトノベル発のラブコメですが、コミカライズ版が人気なので、そちらを目にされた方も多いかも。かく言う私もコミカライズから入りました。

詳細を書くととんでもない長文になりそうなのでざっくりと。


新興貴族であるキャストレイ子爵家の令嬢・フレデリカは、ある日舞踏会にて衆人環視の中、婚約者から一方的にに婚約破棄されてしまった。
元々、公爵家と子爵家では家格のつり合いが取れない。それに、王太子よりも気位が高く周囲から「王子」扱いされていて我儘放題のユージィンはフレデリカを嫌っていた。
成金の娘と卑下し、女らしい外見も気に入らない。彼は女と言う生き物を嫌悪していたのだ。
そんなユージィンが、最近領地にてユリカと言う中性的な少女に一目惚れ。おかげフレデリカはあっさり捨てられてしまったと言うわけだった。

だが、いくらなんでもこの扱いは酷過ぎる。
それでも異を唱えることなく了承した彼女は急ぎその場を離れた。影で泣くためなどではなく、履いていた下着の紐が切れ、今にも脱げそうだったから。
慌てる彼女は、その日会場の警護に当たっていた近衛将軍・フォルカーと衝突。何だかんだと精神的ショックもあって昏倒したフレデリカは、後日邸に見舞いに訪れたフィルカーと再会。
美しいフレデリカに一目惚れした彼は、彼女に求婚し、トントン拍子に婚約にまで至ったのだが、世間ではあの婚約破棄劇が全てフレデリカの至らなさのせいだと、謂れのない悪評が飛び交っており・・・。

フレデリカの元婚約者がとことんアホ男で、悪評を流したのは当然こいつ。飽く迄あの婚約破棄に正当性を持たせる為でした。ホントにムカつく奴なので、一体いつザマァされるのかと思いきや、物語の最後も最後。公爵相手だとここらがいい所かって感じで、あんまりスッキリ行く感じではありませんでした。
とはいえ、フレデリカ自身がさほど恨んでもなかったんで、王家に睨まれたって罰だけで充分なのかもしれません。
主役カップル二人は年の差はあれど、とにかくラブラブで、中盤には結婚もしちゃいますし、以降もずっとイチャイチャ。そりゃ、あんないけ好かない元婚約者のことなんてどうでもよくなるよね。
それに、フォルカー自身が実は王家の血筋と発覚し、それが縁で王太子やらその婚約者の公爵令嬢など、フレデリカには逞しい味方が付いていきます。
ユージィンを追い詰めたのも王太子たちでしたし。
実はユリカも、な展開もあるんですが、この辺は彼女の正体含め実際に読まれた方が楽しめるかと。

終始ラブコメ調で、バカップルっぽい二人のやり取りが主ではあるんですけど、周囲の人々の思惑や、その昔、キャストレイ家の先祖が多大な貢献をしていたことなど、諸々判明して面白かったです。


評価:★★★★★







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最終更新日  2023.05.22 15:46:04
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