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2023.06.03
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カテゴリ:こはく文庫

2023年6月刊
こはく文庫
著者:臣桜さん
伯爵令嬢であるアリスは侯爵令嬢のユーフィミアのもと、行儀見習いを兼ねて侍女として働いている。ユーフィミアは心優しく見眼麗しい令嬢で、アリスは彼女に心酔していた。ユーフィミアの誕生日が近づいた冬の日、親族が集まり誕生日パーティーが開催された。そこでアリスは、ユーフィミアと彼女の従弟であるクライブの二人が恋仲であることを確信する。「氷の元帥」と呼ばれているクライブは容姿端麗で、ユーフィミアともお似合いだ。そんな二人の恋路を応援しようと決意したアリスは、クライブからの「ユーフィミアの誕生日プレゼント選びを手伝ってほしい」という誘いにも喜んで同行する。プレゼントを選びながら、クライブとたわいのない会話を交わしたアリスは「こんな優しくてかっこいい人なら、ユーフィミア様とお似合いだわ!」とますます二人の仲を応援する気持ちを強めていく。しかしその夜、事態は急変する。なんとアリスは、クライブと一夜の過ちを犯してしまって……。
​     ↑楽天ブックスより、あらすじ引用

登場人物
   アリス=貧乏貴族の娘。
       行儀見習いを兼ねてユーフィミアの侍女として働いている。
  クライヴ=ユーフィミアの従兄で公爵。
ユーフィミア=侯爵令嬢。
   エリク=皇太子。


6月1日発売の作品なのでざっくりと。


顔良し、性格良し、家柄良しというパーフェクト​なお嬢様・ユーフィミアに惚れこむヒロイン・アリス。お嬢様の方もアリスを気に入り、何かと良くしてくれていた。
貧乏であることを馬鹿にされ続け、信じられるのは家族とユーフェミアの侯爵家の人達のみ。
軽い人間不信に陥っていたアリスはすっかりユーフェミア至上主義になってしまっていた。
そんな彼女の前に現れたのは、ユーフェミアの年の離れた従兄・クライヴだった。
アリスの見立てでは、お嬢様の想い人ではないかと踏んでいる彼は、何故かアリスと距離を縮めて来る。これは、もしかしてお嬢様との仲を深めるために側仕えの自分にリサーチしているのでは?
勝手に思い込んだアリスは、彼に請われるまま買い物に付き合い、会話した。
冷たい容貌で取っつき難い印象もあったけでれど、話て見ると気さくで良い人だと判り、彼女の中でクライヴの株は爆上がり。
彼の様な人ならお嬢様に相応しい。私が後押しして差し上げなければ。
だが、ユーフェミアの誕生日パーティーの夜、お祝い気分でそう強くもない酒を飲み過ぎたアリスはクライヴと話しているうちに雰囲気に流され、一線を越えてしまった。

翌朝目覚めた彼女は正気に戻り蒼白。お嬢様の想い人を寝取ってしまったなんて合わせる顔が無いと、家族が寝込んだと嘘をつき実家へと逃げ込んだ。
落ち着きを取り戻し、ふと思い返してみるとクライヴから「愛してる」と言われた気がする。単に一夜の過ちだと思っていたけれど、彼の本心が判らない。
悶々と過ごしていると、クライヴから切実な想いを綴った手紙が届き・・・。

お話自体は非常にシンプル。
ヒロインの勝手な思い込みで、一人で思い悩む羽目に陥るわけですが、当然、ヒーローはヒロインに惚れてたから関係を持ったわけで。
従兄の恋路に協力すべく、お嬢様も裏で手を貸していたりと知らぬは本人ばかりなり。
お嬢様の方も実は秘密裏に付き合っているお相手がいて、って感じで読んでいると、早々におおよその展開は予想が付きます。
ヒーローがヒロインに惚れた理由も後に明かされ、確かにこれは惚れちゃうよな、と。
でもまぁ、ちょっと突っ走りすぎたよね、クライヴさん。

それはさておき、作中彼らを貶めた心無い悪口、根も葉もない噂や悪評など、あんたらそれ本当に見たのかよ、的なことは現実にも多いですし、それらに対しての心構えなど考えさせられる面もありました。


評価:★★★★★





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最終更新日  2023.06.03 21:01:47
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