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カテゴリ:ニュース・バラエティ
乗客乗員15人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、国土交通省は、事故現場のおよそ250メートル手前に設置された監視カメラに映った事故の直前とみられるバスの映像を公開しました。バスがかなりのスピードでセンターラインを越えながら、下り坂のカーブを曲がっていく様子が映っています。
今回のバス事故の現場周辺では、現場からおよそ1キロ手前と、250メートル手前に、道路を監視するカメラが設置されていて、国土交通省は20日、これらに残された事故直前とみられるバスの映像を公開しました。 およそ1キロ手前の峠付近の映像では、バスは画面の奥から手前に向けて特にスピードを上げることなく走行し、変わった様子は見られません。 ところが、およそ250メートル手前の映像では、バスは画面の手前から奥に向けて下り坂のS字カーブをかなりのスピードで下っていく様子が映っています。 バスはカーブを曲がるとき、センターラインを越え、車体は少し右側に傾いています。車体後方にあるブレーキランプは点灯したままのように見えます。 警察は、下り坂でスピードが出た状態で制御が効かなくなっていた疑いがあるとみて、詳しく調べています。 専門家「制御できていない状態」 自動車工学が専門で、今回の事故現場を訪れて解析を行った日本大学生産工学部の景山一郎教授は、公開された映像を見て、「車体後ろのブレーキランプがついていながらスピードが落ちていない。カーブでもセンターラインをはるかに超えていて、ブレーキで制御できていない状態だ。なんとか道に沿って走らせることだけで必死だったと思われる」と述べ、運転手がスピードを抑えられず、バスを制御できない状態に陥っていた可能性を指摘しました。バスの当時のスピードについては、同じ場所を通過しているトラックの映像と比較して、「法定速度の時速50キロを超えてゆうに70~80キロは出ていたとみられる」と推測しました。また、車内の乗客については「カーブのたびに左右に大きく振られ、シートベルトを着用していない人は場合によってはバスの中を動き回るくらいの状況だった可能性がある」と話しました。 【記事全文】2016年1月20日 NHKニュース スキーバス事故 直前の監視カメラの映像公開 もし、下り坂でブレーキが効かなくなったのならパニックですよ・・・
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Last updated
2016年01月21日 09時29分34秒
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