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「秒速5センチメートル」(2007年)や「言の葉の庭」(13年)など意欲的な作品を生み出してきた気鋭のアニメーション監督・新海誠監督の最新作で、16年に大ヒットした映画「君の名は。」が、11月4日にWOWOWでテレビ初放送される。
◇興収250億円突破 邦画歴代2位のメガヒット作 「君の名は。」は、16年8月26日に公開され、累計の興行収入は250億円を突破。邦画歴代2位の記録となっている。 声優は、東京の男の子・瀧役に神木隆之介、自らの運命に翻弄(ほんろう)されていくヒロイン・三葉役を、オーディションで役を射止めた上白石萌音。さらに長澤まさみ、市原悦子ほか豪華キャストが顔をそろえた。 作画監督は「千と千尋の神隠し」(01年)など数多くのスタジオジブリ作品を手掛けた安藤雅司。都会と田舎の遠景、空の輝きなど、背景の作画が圧倒的な描写力で迫ってくる。また「心が叫びたがってるんだ。」(15年)などを手がけたアニメーターの田中将賀(まさよし)がキャラクターデザインを担当した。そして、主題歌を含む音楽は、俳優として映画にも主演した野田洋次郎(ボーカル、ギター、ピアノ)の所属するロックバンド・RADWIMPSが担当した。 ◇都会と田舎の男女高校生が入れ替わってる!? 1000年ぶりとなる彗星(すいせい)の来訪を1カ月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(みつは)は憂鬱な毎日を過ごし、都会への憧れを強くするばかり。ある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。念願だった都会での生活を満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(たき)も、行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているという奇妙な夢を見る。繰り返される不思議な夢によって、2人はお互いが入れ替わっていることに気づく。 何度も入れ替わる体とそれぞれの生活に戸惑いながらも、残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく2人。打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。自分たちが特別につながっていたことに気づいた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。そしてたどり着いた先には、意外な真実が待ち受けていた……というストーリー。 「君の名は。」は11月4日午後8時からWOWOWシネマで放送。 ◇新海監督作を特集放送 「君の名は。」のテレビ初放送を記念し、WOWOWでは新海監督の作品を特集放送する。「『君の名は。』と新海誠が描く世界」をWOWOWプライムで11月3日午後1時から無料放送。同3日午後1時半からWOWOWプライムで「言の葉の庭」を無料放送。同4日午後2時から「雲のむこう、約束の場所」を、同午後3時45分から「秒速5センチメートル」を、同午後5時から「星を追う子ども」をWOWOWシネマで一挙放送する。 【記事全文】2017年10月22日 君の名は。:新海誠監督の大ヒット映画が11月4日にテレビ初放送 地上波じゃなかった・・・
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Last updated
2017年10月23日 08時49分09秒
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