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テーマ:ニュース(99464)
カテゴリ:詐欺・怪しい商売
政府の観光支援策「Go To トラベル」事業で今月から配布が始まった「地域共通クーポン」を巡り、各地で宿泊の無断キャンセルが相次いでいることがわかった。買い物などに使える電子クーポンを不正に取得する目的とみられ、観光庁は被害の実態を調査し、対策を講じる方針だ。
■大打撃 「コロナ禍で激減した客足が少しずつ戻ってきたところだったのに……。無断キャンセルは大打撃だ」。千葉県館山市の「館山リゾートホテル」支配人の飯田貴さん(49)はそう憤る。 旅行サイトを通じ、東京都国分寺市の男性を名乗る人物から予約が入ったのは今月24日夜。25日から「8人で5泊6日」で、宿泊料金は総額約62万円。ホテルにとっては、滞在期間も長い貴重な団体客だ。 8人分の食事を用意して客たちを待ったが、深夜になっても到着せず、サイトに登録された電話番号もつながらない。結局、数日分の食材が無駄になってキャンセル料約25万円も入らず、現在、警察への被害届を検討しているという。 無断キャンセルの目的とみられるのが、地域共通クーポンの不正取得だ。8人の予約では9万5000円分が発行されていた。 クーポンは紙と電子媒体の2種類。このうち電子クーポンは、宿泊当日の午後3時以降に専用サイトに予約番号などを入力することで、「QRコード」を使った利用が可能となる。予約がキャンセルされるとクーポンは取り消されるが、ホテルが無断キャンセルだと判断するのは通常、深夜以降となる。この間に商店などで電子クーポンが使用されたとみられ、制度の「盲点」をつかれた形だ。 こうした無断キャンセルは都内や神奈川県などのほか、京都府でも確認されており、いずれも電子クーポン取得目的の可能性が高いとみられている。 【記事全文】2020年10月30日 制度の「盲点」つかれた…「GoTo」宿泊無断キャンセル、クーポン狙いか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年10月30日 09時37分09秒
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