「今と、今からの徳本工務店を知っていただかねば。」お客様と打ち合わせをする中で、なかなかお分かりいただけてないな。もっとキチンと伝えなければ。
昨日は、先代からのお客様で、何度もリフォームなどお仕事をいただいている方ですが、このたび大型増改築を計画されておられます。息子さんご夫婦ともお話を重ねておおむねプランが決まりましたが、どうしても大工さんのイメージがとれないのでしょう。先代の父の時代は、大工さんにおまかせでした。今はキチンと説明して納得していただけるようなシステムでないといけません。設計などプランする建築士、(私であり女性建築士たち)現場を管理する現場監督。図面をまとめるスタッフ。それを施工する大工職人たち。コンパクトですが、住まいの専門家を目指すのならそれだけのスタッフが必要なのです。ましてや、時代と共に若いスタッフも育てなければすぐに動きません。私たちは、大手さんで出来ない手づくりの文化を伝えるために設計が出来る工務店と大工職人がいるハートフルなネットワークの仲間たちと共に勉強して学んだ建築を残していきたいものです。