IGLOO DIARY

6:30頃昨日の日記を更新。リハ、納品の件で火星にメールを送る。コーヒー飲。8:00、荷物を抱えてナツと出る。東照宮駅まで徒歩。ナツがリュックに入れた家ベルがピンポンピンポンとうるさいので位置を変える。仙山線で移動、仙台駅で朝倉さん、哲雄さんと合流。8:53の福島行きに乗車するが、大野さんが来ないまま発車。いきなり遅刻か...。車内でセットリスト最終決定、ビルさんvo用楽譜など書く。福島→郡山→黒磯→宇都宮と乗り換えるが、途中、湘南新宿ライナーという便利なものがあることに気付き、渋谷まで素早く移動。予定より随分早く着いた。山路さんと渋谷の田園都市線のホームで合流。池尻大橋へ移動。ここへきて物販の女工服がやたら重く感じる。道を間違えたりしつつ今夜の宿泊所である大橋会館に辿り着きチェックイン。エレベーターで上がると、全くホテルらしくない廊下。ドアには「ストレス解消教室」みたいな看板が貼ってあったりして怪しい。部屋はいきなりクーラー効き過ぎ。しかしまあ安いのでこんなものだろう。再び田園都市線で三茶へ移動。北口を出たところの建物の縁石にビルさんがどっかと座って待っていた。16:50、この時点でまだ大野さんと合流できていないので少々焦るが、ともかくビルさんを連れて僕、哲雄さん、山路さんで先にグレープフルーツムーンへ移動する。会場前に西川さんを発見、約束の物のやりとりなどする。会場ではアンデルセンズのリハ中。楽屋でひとまず落ち着く。間もなくナツ、朝倉さんが大野さんと共に到着し安堵する。なんとか間に合った...。小林君、雄哉さんは既に会場入りしていた。リハの準備をしていると、植野さん・さやさんも到着。ビルさんに急に歌を頼んだので少々心配な「さようなら」など合わせる。あまり時間が無いのでほとんど合わせられなかったが、それで良くなる場合もある、と自分に言い聞かせる。今日のテニスに参加するため小野さんや相馬さんも来ており楽しい。相馬さん、メタリカのDVD忘れたという。会場前で関さんモモさんに会ったので約束の物のやりとりをする。白いディスクに「VORTEX」と書かれていて怪しい。開演前の時間を利用して、FADER用の写真撮影をする。野良猫のうろちょろする近くの石段を登ったり降りたり、寝そべったり座ったり。さやさん一人で変な動きをする。山下清みたいな猫おじさん現わる。少し押して開演。お客さんが大勢入って列になっており、すぐに入れない人たちが居る。前のほうのテーブル席を撤去したい衝動に駆られるが、言える立場でもないので呆然と見守る。吉澤さん、杉本さんを確認。朝生愛さんを初めて観る。清涼感のある歌声と丁寧な演奏。ゑでぃさんたちや喜納さんを思い出すが、もっとシリアスな匂いがする。テニスはキーボードに小野さん、パーカッションに相馬さん、フルートと歌に雄哉さんを配した布陣で、さやさんが基本的にドラムというのがちょっと意外。ビルさんもピアノで参加。相馬さんの天才的なプレイとさやさん・植野さんの練り上げた世界が拮抗して、得体の知れないものを大きく孕んでいる。ぼんやりと新しく、なおかつ楽しいステージングに感銘を受ける。人垣の間からフンフンと観ていたら、隣で長谷川さんが観ていた。楽屋に大場さん出現。既に酔っており、しかもyumbo女工服を着てはしゃいでいて目も当てられない。次はyumboの出番。ピアノの譜面立てに楽譜がうまく乗らず逆上しそうになるが、そもそも自分の曲を演奏するのにアンチョコを置くほうがおかしいのではないか、などと考えたりする。でも見ないと出来ない。セッティングが意外に早く終わったので演奏時間に余裕がある。ビルさんはリハではファルセットで歌っていたが、自分でおかしいと思ったのか本番では地声に修正していた。ファルセットも捨て難かったけどなあ。それにしてもあれだけの人数での合唱は予想以上に威力があった。色々な人に無理矢理お願いした甲斐があったと思う。「さようなら」「ケーキ」のギターは練習の甲斐なく無惨であった。全く才能が無いのかもしれない。しかし皆さんのおかげで何とか予定していた９曲を完奏する。終了後、恋淵君、大谷さん、松尾さん、竹下君、祐子さんらと会う。ライヴ前やライヴ中よりもライヴ後のほうが緊張していることに気付く。トリのアンデルセンズを人垣の間から観る。ツインドラム、清成さんやヨシノさん、ブラスの強化など鉄壁のようなサウンドである。yumboに決定的に欠けているもので構成されているような印象を受ける。清成さんにジーッと熱い視線を送り続けたが多分気付いていない。yumbo女工服を着た大内君は幼稚園児のようだった。イベント終了後、上原さん、よしかわさん、太田さん、シマさん、加藤さんらと怒濤のように会い、色々物も貰ったりして、とても幸せだと思う。楽屋でFADER吉本さん仕切りによる座談会が行われる。聞き手は植野さん・さやさんで、僕とナツと小野崎君があれこれ質問に答える形となる。なぜかビルさん、小野さん、相馬さん、マイパルも同席して空間がちょっと歪んだような、何も無い居酒屋みたいな事になる。インタビューは慣れてないし、何ひとつうまく答えることが出来ない。散会後、大勢でぞろぞろ駅に向かって歩く。疲労、空腹。電車を降りる瞬間にビルさんと目が合い、「それじゃっ」と挨拶する。札幌はうまくいくだろうか。大橋会館近くのコンビニで買い物し、全員ゆらゆらと部屋に戻る。つまらないのでナツ／山路部屋を哲雄さんと訪ね、食事しつつ雑談などする。部屋は相変わらず強烈に寒いが、クーラーの調整の仕方が分からずそのまま就寝する。