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カテゴリ:棋譜(指導碁)
この図は再掲であるが、実戦白1のツケに黒2、4と気分は取り掛けである。
白21に一瞬ヒヤリとしたが、黒24と打つ手が浮かんで取れたと思った。 ここで黒36が痛恨の一手であったと思うことは既に書いた。 白のアテに黒1と抜いた場合、白2の出から黒9までという図は一応読んだ。 しかし、前に書いた通り、妥協してしまった。 「戦うべきところで譲っている」と青木八段に指摘されたことを、またやってしまった。 宮本九段によれば、下辺で白は儲けたので、白1とこちらにつけるのだった、とのこと。 これなら白が取られるようなことにはならない。 おそらくここを荒らされてオワの形勢になっていたと思われる。 やはりプロがちょっと間違えてくれるか手加減してくれないと、下手にはチャンスはないのだ ろうなと思った。 この対局の後、別の講義でプロの方が、指導碁ではその碁に勝つことに拘るより、何かを学ぶ という考えが大事だという主旨のことを仰っておられたように思う。 確かにそうだなという気がした。 「天下五目」の指導碁には残念ながら負けてしまったが、自分ひとりでは気づかないことを 色々と勉強できて良かったと思う。 (指摘いただいたことをすぐ忘れるし、考え方を身につけること自体容易なことではないが) これからの対局に少しでも活かしていきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.15 01:17:38
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