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中国1─3月のGDP10・2%増…過熱気味成長続く
【北京=東一真】中国の胡錦濤国家主席は16日、今年1~3月の国内総生産(GDP)の実質伸び率が前年同期比10・2%増だったことを明らかにした。 訪中している台湾国民党の連戦・名誉主席と人民大会堂で会談した際に述べた。 中国政府が掲げる今年の成長目標の同8%増を大きく上回り、過熱気味の経済成長が続いていることを裏付けた。 4半期ベースで、GDP伸び率が10%を超えたのは05年4~6月期(前年同期比10・1%増)以来3期ぶり。1~3月は貿易額も同25%増え、貿易黒字は同41%増の233億ドルと大きく拡大した。 中国の高い成長率と貿易黒字の拡大は、20日にワシントンで開かれる米中首脳会談で、米国側が人民元レート切り上げ圧力を強める材料となりそうだ。 胡主席は16日の会談で、中国経済の現状について「良好」としながらも「速すぎる成長は望んでいない」と述べた。その上で、「経済成長の効率と質を重視する」との方針を示した。 1~3月のGDPは、国家統計局が今月20日にも正式発表する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 16, 2006 10:20:29 PM
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