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知床国立公園:知床五湖、入域者から手数料徴収 調整地区指定を提案 /北海道
◇利用適正化会議
知床国立公園利用適正化検討会議の作業部会が22日、根室管内羅臼町で開かれ、委員から自然公園法に基づく「利用調整地区」に知床五湖を指定する提案が出された。入域する利用者が手数料を支払う制度で、賛同の声が相次いだが、環境省は否定的だ。
同会議では知床半島先端部の指定を想定してきた。委員の小林昭裕・専修大道短大教授は「先端部は年間300人ほどしか利用が見込めない。知床五湖は年間50万人の入り込みがあり、手数料を運営資金に回せばさまざまな問題が解決する」と提案。辻井達一座長も「実験的にやってはどうか」と賛同した。
自然公園法は自然が破壊される恐れのある特定地域を利用調整地区に指定し入域を制限できる。利用者が支払う手数料は国立公園の維持に充てられる。
環境省釧路自然環境事務所の星野一昭所長は提案について「知床五湖で誰がいつ入るか申請を受け、入らせるシステムは現実的に難しい」と否定的な見解を示した。【 |
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最終更新日
June 23, 2006 07:42:45 PM
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