2005/08/09(火)09:22
【小さくても無限の心】今日の朝一番
◎今日の朝一番
千人心を同じくすれば、則ち千人の力を得、万人心を異に
すれば、則ち一人の用無し。
【淮南子:兵略訓】
千人が心を一つにすれば、千人分の力が得られるが、
万人がいても心がバラバラであれば、一人分の役にも
立たない。
素直に訳せばこうなるだろう。
そして少し視点を変えると、
「たとえ少数でも志を同じくする者が集まって心と力を
合わせれば、必ずや世の中を動かすことができる」
という解釈も成り立つと思う。
少数の人が心を合わせることによって、ある場(フィール
ド)が形成される。
すべては潜在意識、そして超意識(宇宙意識・集合無意識)
でつながっていて、場が伝播していく。
そして、場が増幅され、大きな現象となって顕在化する。
いわゆる「百匹目の猿現象」の原型がここにある。
無理やり私の土俵に引きずり込むなら、
「現時点では、地球環境問題を真剣に捉え、改善に向かっ
て実践する人は少ないかもしれない。でも、少ないながら
も心を一つにして活動すれば、”自分さえ良ければいい”
と言う人が大多数であったとしても、必ず美しい地球が蘇
るはずだ」
となるだろう。
ところで淮南子では、控えめに「千人で千人分の力」とし
ているが、実際には相乗効果によって「千人で数十万人、
いやそれ以上のパワー」に増幅されると思う。
このように考えると、私たちの活動は決して無力ではな
く、途轍もなく大きなエネルギーを発揮できるはずだ。
◆自ら反り、傲慢を退ける
しかし、これは一方で大きな危険性も内蔵している。
自分たちを「正義の使者」と思い込み、他を見下したり、
他の意見を無視したりしかねないからだ。
王陽明も
「人生の大病は、ただ傲の一字につきる」
と戒めているように、傲慢に陥ればどんなに素晴らしい
活動であっても世間に害毒を垂れ流す。
このような愚を犯さないためには、次の孟子の言葉を
噛みしめてみることだ。
自ら反省してみて、それでも自分が正しいと確信すれば、
たとえ相手が圧倒的多数であったとしても、私は恐れずに
信じる道を進む(自ら反みて縮くんば、千万人と雖も、吾
往かん)。
ここで重要なのは、「自ら反省してみて」というところだ。
他人のことをあれこれ批判する前に、冷静に自分を何度も
反省して、「自分に問題はないのか」、「やましいところが
ないのか」などをチェックすべきだと思う。
もし、自分に落ち度があれば、まず自らを正すことだ。
また自ら反省すると同時に、一人でもいいから直言して
くれる人がいれば最高だ。
そしてその直言に素直に耳を傾けることができるように
なったとき、自信を持って信じる道を邁進すればよい。
これこそまさに、孔子の「心の欲する所に従えども、矩を
踰えず(のりをこえず)」、すなわち「自分の思いのまま
に行動しても、道を踏みはずさない」という境地ではない
だろうか。
◆実践しよう!
たった千人でも世界を変えることができる。
たった百人でも世界を変えることができる。
たった十人でも世界を変えることができる。
たった一人でも世界を変えることができる。
どんなに大勢でも、最初は一人。
さて、その一人に誰がなるのだろうか?
その答えは、
・・・・すべての人がすでに知っている!
・・・・すべての存在は「つながっている」のだから。
私から始めよう!
はじめの一歩を踏み出そう!
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◎大切なお知らせです。
マミ~は天下泰平!!さん が
「海外での心臓移植しか治療法のない
難病と闘っている江口哲郎君の支援を
呼びかけておられます!」
哲朗くんは私の息子と同い年です。
とても他人事とは思えず、広く皆さんにお知らせいたします。
ぜひとも、ご協力をお願いいたします。
詳しくは この日記 をご覧ください。
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バルーンsuzukiさん が素敵なイベントを紹介されています!
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