蛍
昨日は蛍を見に群馬県の山里へ行ってきました。実は前日には都内でも蛍が見られるイベントがありました。蛍が飼育されている施設で蛍観察が出来る夏の催しです。夕方向かってみると付近には違法駐車を取り締まるパトカーと警察官そして、人・人・人・・・。どこまで行ってもすごい行列でした。蛍のいる園内に入るために、この行列を並ばなければならないのと車を止められるコインパーキングがどこにもないことであきらめて帰って来たのです。しかし。見れないとなるとやっぱりあきらめられず帰ってから蛍の情報を集めました。東京から近くの場所はすでに季節が過ぎているようで、やっと見つけたのが群馬県のとある場所です。その地区の役場に電話してみると、ぎりぎり見られそうというお話だったので、ドライブも兼ねて行って見ました。時間も早めに着いたので、まずは食事を先に。鰻屋さんに入ってみました。うな重と白焼きはおいしかったです。もうすぐ土用の丑の日だし、夏バテに備えなきゃ・・・。(ほたるとは関係ないか)その後目的の場所へ行ってみると、池と田んぼそしてすぐ目の前には山。う~ん期待が高まります。心配なのはお天気。高速走っていた時ラジオからは大雨と雷の注意報が出ていたのです。携帯を開いてみるとやっぱり太陽→傘のマーク。雨が降ったら完全にアウトです。折角来たのだから見たいです。どうか降りませんように。湧き水を飲んだり付近を散策して、戻ってくるとそろそろ日が落ちて暗くなってきました。暑いけど持って来た長袖のカーデガンを羽織り虫除けスプレーをして、さらに蚊取り線香も持参。(都会ッ子の夫も私もなにより虫に弱いのです)準備万端!8時前になるとあたりがちらちら。光出しました。「蛍」「きれい」「飛び始めるとまたきれいなんだよ」あたりが真っ暗になるころには、光の数もいっぱい。そして光があたりに漂うようになりました。「幻想的」「クリスマスツリーみたい」しばらくの間光のショーを楽しみました。時折雷の音が聞こえましたが、何とか天気はそのまま雨は降りだしませんでした。わぁ。来て良かった。蛍を見たのは何年ぶりでしょう。昔、千葉へサーフィンに行った帰り道渋滞でとろとろと田んぼの中の道を通っていると、時折蛍が見れたものですが、今はそんなところももうほとんどなくなってしまっているようです。昨日の場所も自然の中の蛍とはいえ、地区のボランティアや地元の人の協力で保護されているからこそ私たちが見ることが出来るものとのことです。昔は普通に見ることができた自然のものも保護していなければもう見ることが出来ないような時代なんてちょっとさみしいですね。保護会ボランティアの方々ありがとうございました。