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テーマ:猫のいる生活(136831)
カテゴリ:猫
![]() ![]() 昨日の朝は、風邪が強く、寒い日でした。M市で荷捌車両の駐車対策の社会実験がスタートするため、始発電車で現地に駆けつけ、私の多忙な一日が始まったところでした。朝のセレモニーが終わり、NHKの取材などがあり、ちょっと休憩を取っていたところでした。 家内から、マコさんが息を引きとったとのメールが入りました。一瞬、えっ、そんなばかな・・・と思いましたが、メールを読んでいて、不覚にも涙があふれてきました。 一瞬目をつぶり、“マコさん・・・” と、心の中でマコさんに声をかけながら、黙祷しました。コンクリートの地面に涙が落ちて小さなしみを作りました。 やっぱり・・・。2~3日、水もほとんど飲まなくなっていました。 ここ数日で急激に病状は悪化したと思われます。よたよたと歩いていましたが、水飲み場に行ってもなかなか水を飲みませんでした。飲む気が無いのか、飲めなかったのか、わかりません。ネコはお腹が痛くても、食欲が無くても、ことばで表現できないので、かえって心配になります。 マコさんは10歳を少し回っていました。マコさんとの思い出というと、・・・、たくさんあリ過ぎて、何を書いていいか分かりません。 でも、マコさんに言いたいこと、それは、10年間、マコさんと我々家族との間に、たくさんのいい思い出ができたことに、“ありがとう” と言いたいことです。 楽しい思い出が、たくさん、たくさんあるんだということ・・・、そして、ずっと、一生、マコさんのこと、忘れないということ・・・。 そもそもマコさんは、誰かに捨てられて、我が家の近くで泣いていたネコでした。 小さいのにひもじい思いをして、何日間か大きな声を出して泣いていました。 それを私の娘が小魚などで近くに来させて保護したものです。 生まれてどのくらい経っていたのか、親とは離ればなれになっていたため、警戒心が強く、なかなか寄ってきませんでした。 小さい頃のそんな生い立ちがあるせいか、マコさんは人見知りをして、家族以外には、ほとんど近寄りませんでした。 そして、小さい頃に、そんな寂しい思いをしたためか、マコさんは、普通のネコのようにゴロゴロとのどを鳴らすことができないネコでした。 マコさんを保護した娘がヨーロッパ旅行から帰ってきた翌日に、マコさんは亡くなりました。 マコさんはきっと、娘が帰ってくるのを待っていたのかも知れない・・・と思いました。 まこさんと最も長い時間を一緒に過ごしたのは、やっぱり、家のママさん(私の家内)だと思います。 毎日のご飯をもらうのも、予防注射で医者へ行くのも、いつもママさんに連れて行ってもらいました。 ものが食べられなくなってからも、うらごししたえさを注射器に入れて、なんとか少しでも元気になって欲しいと、口の中に注入してくれたのも、ママさんでした。 マコさんは我が家で息を引き取って、本当に幸せものです。このページに掲載した写真を携帯で撮ったのもママさんです。 息がなくなった後も、ママさんにずっと「よくがんばったね、えらかったね」と、身体をなでてもらって・・・。 ほとんど苦しむこともなく、息をひきとったのも、幸せだったと思います。 毎日、私の布団の中に入ってきて、一緒に寝てましたが、亡くなる前の日は、寄り添っているマコさんの体が温かく感じ、昔の体温が回復したのかと思うほどでした。 マコさん、ゆっくり休んでください・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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