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テーマ:韓国!(17271)
カテゴリ:日記
水野俊平とは?
僕が韓国に行っているうちに「韓国で最も有名な日本人」として先日日本の放送局で紹介された水野俊平さんが8年勤めた全南大学を辞める事になったとの記事が3月3日の中央日報に掲載されました。 記事内では書かれていませんでしたが恐らく日本に帰ってくるのではないでしょうか。 2月6日のTBS「夢の扉」にて紹介された水野先生ですが、この時点で既に韓国では彼の出版物やその出版方法について批判を受けていたようですね。 今回全南大学を辞めた件については突然首になったとか言う説もありますが、逆に今年になった時点では既に大学を去ることの情報もありましたし辞めさせられたか、自分からやめたかは当事者のみが知るところなのでクビと決め付けるには無理があります。 まあ大学とか世論とかマスコミとかとの柵が一つの原因ではあると思いますけど。 また水野氏の主張が正しいかどうかという問題についていえることは一つ。 正解なんてないということです。 歴史に限らず物事はすべて見る角度によって見え方が変わります。誰から見た歴史が正しいかということに正解はありません。その人にとっての歴史観、それが正解です。 ではなぜ新聞記事になるくらい水野氏が話題になっているでしょうか。 理由の一つが関心が非常に高い話題であるということ。 もう一つが水野氏の主張はそれを見た人を納得させる要素があるということです。 聞いてみて気に入ろうが気に入らまいが水野氏には強い想いがあるということは誰もが認めるところです。 個性の強いラーメン店の好き嫌いが分かれるようにファンが増えるということは反対に同じだけ強い想いを持ったアンチファンを作ります。 「このラーメン屋が世界一上手いか不味いか」という議論が成り立たないように、結局この議論は「賛成反対共、共感できる人がどれくらいいるか」を競っているだけです。 この議論の答えは「自分は好き(嫌い)」以外にはありえません。 「なんで自分が好きなラーメンをお前は好きじゃないんだ!」なんていう押し付けは滑稽ですよ。 水野氏の主張が筋が通っていて、本当の想いがこめられているからこそ、正しいとか間違っているではなくそれを見た人が「そういう考え方も出来る(または出来てしまう)」と「納得」するのです。 アンチファンからすれば自分が気に入らないもののファンが増えることはある意味脅威です。 また水野氏は執筆にペンネームを使っていたということがあります。これについて「水野氏は二面性があり、いままでメディアで楽しい部分だけ見てきた人にとって裏切りだ」という内容も見かけます。 僕のこのHPの掲示板にもこの件に関する書き込みがありましたがその中には水野氏がペンネームを使っていることを「amazonを使って調べてれば簡単に分かることだ」と言って化けの皮をはがしてやったと得意げに書いた人がいました。 これもおかしな話で書籍を出版したりネットで紹介されれば筆者が誰であるかということはこの書き込みをした人が言うとおり簡単に分かることです。 こんな「簡単なこと」をばれないと思って、批判を避ける目的に使おうなどと赤ん坊でも思いません。 なぜ鬼の首を取ったように一部で騒いでいるのか理解できません。そんな責任逃避的な目的は最初からなかったんでしょ・・・としかいえません。 水野先生に伝えたいことは、 やりたいことがあったり、やりづらいことがあるならばどうか自分の今までの想いをこれからも伝えていけるように、専念できる環境を作ってくださいということです。 また今の時点でいろいろコメントしてもこれもまた「説得」になってしまい納得してもらうことは難しいと思うのですが・・・。 そして個人的には水野先生が日本に帰ってくればうれしいことです。 今度はテレビの企画ではない形でまた先生の講義を受けたいと願います。 先生の授業は面白くて上手いから。 今までの路線を変えて、韓流ブームに乗っかった流行っぽいテレビ出演とかはしないで欲しいというのが希望です。 僕は水野先生の「韓流ブームはきっかけに過ぎない。本当の意味での日韓の理解を深めるために韓国人の生活習慣、文化を勉強して行って欲しい」という内容の言葉に共感しています。 わざわざ韓国を中傷するためだけに15年間も韓国に住み続ける外国人がいるでしょうか・・・。 もし日本に住むそういう外国人がいたらそれだけである意味尊敬できるような気もしますが。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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