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我が出生地 私は若い頃自分の出生地に関して左程深く考えていなかったが退職後インターネット交信をするようになって旧満州生まれの人たちが盛んに自分の出生地の再訪やその歴史的事柄を論ずるのを読んで自分も・・・と調べる気になった。 所が両親が生存中殆ど詳しい事は聞いていなかったので調査は遅々として進まなかった。 しかし仲間からの情報や母の死亡による僅かな遺産相続の手続き等で改正原戸籍、引き揚げ証明書、引き揚げ援助金申請書等々がある事を教えられ逐次取り寄せて調べた結果出生地や正確な引き揚げ年月日等が次第に判って来た。 長年の多種多様な書類をよくも役所は保存しておいて呉れたものである。 この間数度による生地丹東訪問で出生地と思しき辺りを何回となく歩き回ったが(ネットのメル友の丹東からの留学生の父親が丹東公安OBだと云う幸運に恵まれ戦前の住所より大まかな現在地を特定して貰えた)正確な場所は判らなかった。 この度メル友から手書きの安東の戸別の市街図(昭和10年代≒私の生まれた年代)を送って貰ったので勇躍見てみたらなんとそこに我が家の名前が無い!? しかしその地にはOと云う名の医院があった。父が本籍の役場に届けた私の出生地に間違いが無いとすれば私は我が家ではなくそのOという医院で生まれた可能性が大きいと推測される。 おまけに直ぐ近くの同じ町の1丁目違いに我が名前の家があった。 そうして微かに記憶がある御寺で三輪車に乗って遊んだと云うお寺も直ぐ近くにあるではないか。 以上により私の推測はほぼ間違いないものと確信出来た。 地図を送って呉れたメル友のMさん有難う!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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