鴨緑江の街丹東生まれのあれこれ

吉備真備建立３０周年記念

岡山県日中懇話会西安友好訪問　武陵源と上海観光

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2016.10.10.～15.

 ３日目(10.12)  

朝ホテルをチェックアウトしてまず陝西省歴史博物館へ行った。私はここも来たことがあるが有史以前の遺物が主な展示品だがさして印象に残った展示物と云えば何故か日本の平城京の部面があった。

　　　　　　　　　　　　　　日本平城京平面図

昼食後西安からは少し遠い郊外の咸陽の乾陵へ行った。乾陵は、唐代の第３代皇帝の高宗とその皇后で中国唯一の女帝になった武則天（則天武后）の陵墓で、“唐十八陵”の中で保存状態が最もよい皇帝の陵墓といわれている。参道の両側には多くの人物や動物の石像が並び６０体の蕃酋の石像の多くは文化大革命の時首をはねられている。また「無字碑」と言って文字が彫っていない碑がある。その謂れは聞いたが明確には判らなかった。

なお此処から地下墓の始皇帝陵が遠望できるが遠いので行ったことが無い。

　　　　　　　　　　小雨降る乾陵への道 霞んで見えるのは始皇帝陵

　　　　無地碑　何故か一字も彫ってない 

次いで乾陵の近くにある陪葬墓の一つである則天武后の孫である永秦公主（姫）の地下墓に今回初めて行っが単に地下に在るという事だけだった。 

なおこの日の昼食は名前は忘れたが最近西安郊外に出来た古い街並みを再現した観光目当ての田舎料理店街で摂った。何所も同じ様な野菜主体のこの手の料理はあまり美味とは言えなかった。ただ食後散策した通りの広場で１０歳位の男女の子供が演じていた雑技は一生懸命さが可愛かった。

　子供が演ずる雑技

夕食後空港へ向かい夜行便で張家界には深夜に着き空港に近いホテルへチェックインした。