北海道議会議員 池端ひであきネットだより

2008/11/25(火)18:59

レッド・クリフ・・・

映画関連(7)

先日、今話題作となっているレッド・クリフ(赤壁)を観てきました。 タイトルのレッド・クリフとは、三国志の『赤壁の戦い』を映画化したものですが、実はこの作品を監督しているのはハリウッド映画の巨匠、ジョン・ウー氏だった事もあり、封切り前より強く興味持っていました。 三国志については、中国の二十四史の一で魏・呉・蜀の三国の歴史を記した書ですが、正直に言ってあの膨大な巻数をすべて読む気にはなりませんでした。(笑) しかし映画好きの私としては、それが映画となれば話は別です。 当時の建造物や衣装、さらに人々の暮らしの詳細など当時の歴史をどのように映像化するのか、監督の手腕によるところも大きく映画ならではの魅力は大いにあるからです。 本編は、その三国志の中でも魏・呉・旬が3国分立することになった『赤壁の戦い』ですが、実に迫力ある映像でした。 曹操、劉備、孫権、張飛、趙雲といった、厳ついがちがちの東洋人キャストの中に、金城武が演じる諸葛孔明や周瑜とその妻の小喬を演じた中国人俳優(名前を忘れました。)がとても綺麗で、歴史背景的なむさくるしさや泥臭さを和ませるメリハリを付けていました。 歴史長編の一部を映画化したとしても、おそらくジョン・ウー監督ならではの拘りもあったのでしょう、通常の上映時間である2時間ないし2時間半で完結させる事が出来ず、2編に分割したことからそれが伺えます。 さて、いよいよ2編では破竹の勢いで攻め込む曹操軍に対し、劉備・孫権連合軍がまさに危急存亡を懸けた戦闘となります。 したがって、この第1編は少し長めのプロローグと言う感は否めませんが、第2編の感動をさらに高める意味からも決してスルーすることなくご覧頂く事をお勧めしたいと思います。

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