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告白

今日、ふと映画が観たくなり『告白』を観てきました。内容的には、自分が担任する生徒に我が子を殺されてしまい、その後、教職を辞して加害者の生徒に復習していく内容です。学級崩壊や陰湿ないじめなど、映画ならではのフィクションとやり過ごす事の出来ないリアルさがあり、もしも、このようないじめが現実に行われると考えたとたん、とてもやるせない気持ちになりました。さらに、主演の松たかこさんをはじめ生徒役の子役たちの迫真の演技が、現在の中学生を取り巻くねじれた環境(一部)をリアルに表現していました。これは、当該年代の中学生や教職員、そして保護者の皆さんにも見てもらい、子供たちの健全育成を考える上でひとつの参考にしていただきたいと感じた映画でした。

2010年07月05日

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レッドクリフ　Part II／未来への最終決戦・・・

先日、レッドクリフ　Part II／未来への最終決戦を観て来ました。おおよそ半年のインターバルを挟み、とても楽しみにしていたのですが、正直言ってpart1で抱いた期待を満たす程ではありませんでした。赤壁の戦いは、「戦略の師」諸葛亮と周瑜の連合軍による曹操大船団への火計が功を奏し、長江を火の川にするスペクタルが最大の見どころでしたが、2編にしたばかりに全般的に間延びした感がしてしまい、エモーションが薄れてしまった気がします。小説と違いそこが映画の難しさなのでしょうが、どこに焦点をあてクライマックスに導いていくのか、大作だけに少し欲を出しすぎてしまったのでしょう。それにしても、金城武（諸葛亮役）や中村獅童（甘興役）などの役者が国際映画の世界で華々しく活躍していたのがとても頼もしく思えました。

2009年04月23日

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ワルキューレ・・・

今日は､本当に良い天気でした｡こんな日は、外をとことん走りたくなる気持ちを抑え､しなければならない仕事を事務所でｺﾂｺﾂとしていました｡実は、この時期がMAXの仕事を一つ抱えているのです。事務関係は3分の1くらい終わらせましたが､野外作業も含めると完全に終わるのはまだまだ遠い先の話です｡さて､先日楽しみにしていたﾄﾑ･ｸﾙｰｽﾞ主演の最新作｢ﾜﾙｷｭｰﾚ｣を観てきました｡最近､ﾈﾀ切れなのか､何か似たような内容の映画が多い中､これはまったく外していませんでした｡あの第2次世界大戦､強大な独裁政権によりﾖｰﾛｯﾊﾟを震撼させたﾋﾄﾗｰ総統に対しｸｰﾃﾞﾀｰを仕掛ける正義の首謀者をﾄﾑ･ｸﾙｰｽﾞが演じています｡ﾋﾄﾗｰ暗殺に与えたれた時間はなんと3時間｡綿密に計画された政権崩壊のｼﾅﾘｵは､ﾜｸﾞﾅｰの名曲｢ﾜﾙｷｭｰﾚ｣と名づけられていた非常時の作戦を利用する壮大なものでした｡狂気の時代にあって､祖国を愛する正義の軍人も多くいたのですね｡そう考えると､北朝鮮にももしかすると立派な軍人がいるのかもしれません｡

2009年04月11日

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レッド・クリフ・・・

先日、今話題作となっているﾚｯﾄﾞ･ｸﾘﾌ(赤壁)を観てきました｡ﾀｲﾄﾙのﾚｯﾄﾞ･ｸﾘﾌとは､三国志の『赤壁の戦い』を映画化したものですが､実はこの作品を監督しているのはﾊﾘｳｯﾄﾞ映画の巨匠､ｼﾞｮﾝ･ｳｰ氏だった事もあり、封切り前より強く興味持っていました。三国志については、中国の二十四史の一で魏・呉・蜀の三国の歴史を記した書ですが、正直に言ってあの膨大な巻数をすべて読む気にはなりませんでした。（笑）しかし映画好きの私としては、それが映画となれば話は別です。当時の建造物や衣装、さらに人々の暮らしの詳細など当時の歴史をどのように映像化するのか、監督の手腕によるところも大きく映画ならではの魅力は大いにあるからです。本編は、その三国志の中でも魏･呉･旬が3国分立することになった『赤壁の戦い』ですが、実に迫力ある映像でした。曹操、劉備、孫権、張飛、趙雲といった、厳ついがちがちの東洋人キャストの中に、金城武が演じる諸葛孔明や周瑜とその妻の小喬を演じた中国人俳優（名前を忘れました。）がとても綺麗で、歴史背景的なむさくるしさや泥臭さを和ませるメリハリを付けていました。歴史長編の一部を映画化したとしても､おそらくジョン･ウー監督ならではの拘りもあったのでしょう、通常の上映時間である2時間ないし2時間半で完結させる事が出来ず､2編に分割したことからそれが伺えます｡さて、いよいよ２編では破竹の勢いで攻め込む曹操軍に対し、劉備・孫権連合軍がまさに危急存亡を懸けた戦闘となります。したがって、この第１編は少し長めのプロローグと言う感は否めませんが、第２編の感動をさらに高める意味からも決してスルーすることなくご覧頂く事をお勧めしたいと思います。

2008年11月25日

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爆笑太鼓判・・・

昨日、中央バスのイベントを終え、午後4時から9ホールの薄暮プレー、そして夜には三谷幸喜監督の「マジックアワー」を観て来ました。（時間を有効に使っています。）この映画の評判は聞いていたのですが、実は三谷作品に対し、私なりの不満を感じていたこともあって観るのを躊躇していました。しかし、意を決しこの作品を観る事にしたのですが、なんと私の思惑をすべて払拭する評判どおりの面白さで、レイトショーに上乗せしても良いくらいの映画でした。（単純です。）実はその躊躇の原因なのですが、はじめに観た「みんなの家」は大変面白く、お笑い芸人（ココリコ：田中直樹）を起用するなど意表をつく奇抜なキャスティングも笑いに拍車をかけていました。しかし「THE有頂天ホテル」では、周到に仕込まれた「笑い」のポイントなどが透けてしまい、どうも受け狙いがしつこく感じてしまったのです。（いわゆる「同じ手」が何回も通じない例であります。）まして、前作と同じようなキャスティング（佐藤浩市・西田敏行・戸田恵子・唐沢寿明・寺島進・香取慎吾など）となれば、さらにこの気配を強く感じても仕方がないと思います。私の注文としては、台詞の隅々に仕込まれた笑いを演技させるのではなく、どちらかと言えばシリアスな演技の中に仕掛けられた笑いがあればと、素人ながら勝手に思っていたのでしたが、まさにこの「マジック・アワー」では、そのすべてが包含されていたのでした。文句の付けようがない、ハイセンスで完璧なギャグは、おそらく観るものすべてに至福の笑いを与えてくれるはずです。（もう絶賛です。）色々とストレスを抱える現代にあって、一時でもすべてを忘れ笑えるこの映画を観ては如何でしょうか・・・。

2008年06月30日

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映画鑑賞・・・

パソコンを整理していると、かなり前に作ったwebのページが出てきた。当時、映画鑑賞の後にストーリーや感想などを簡単に書き綴ったものだが、非常に懐かしく感じたのでここでご紹介したい。（作品番号、作品名、感想、そして作品評価額の順。※ちなみに通常大人1800円）１．ミッションインポッシビル２＝あの颯爽と登場するトムクルーズがたまらなくカッコ良い。しかし、あのトライアンフは如何なものだろうか。　MI-1が面白かっただけに、今ひとつと感じてしまった。（２０００円）２．パーフェクトストーム＝今世紀最大のハリケーンが彼らを襲う・・。しかし、映像もそうだが内容も最悪だった。（２００円）　※200円は酷すぎる。３．バーチカルリミット＝ K2！それは魔物が住む危険な山だった。近年のCG技術の向上から迫力ある映像が素晴らしい。しかし、クレパス内のシーンは如何なものか。あまりにもセットがちゃちだった。（１０００円）４．エクソシスト＝一人の少女が悪魔に虜つかれてしまう・・。２５年前に映画館で見たときも怖かったが、ノーカット版の今回も強い恐怖を覚えました。（８００円）５．マトリックス＝　コンピューターに支配された虚像社会。マトリックス戦士達の戦いが始まるのだが、近未来の世界を予言する映画として斬新なものがあるものの、理解に苦しむ複雑なシナリオが眠気を誘う場面も・・。戦闘シーンも、この映画から流行となり、他の映画で多用される。（１８００円）６．グラディエーター＝古代ローマ時代を背景にした映画。さすが、アカデミー受賞映画、最高！（２２００円）７．キャスト・アウェー＝突然の飛行機事故により無人島に漂着し奇跡的に助かったのだが・・。トムハンクスの役者魂には脱帽するが、最後のあのシーンには歯がゆさを感じる。（１８００円）　※最後のシーン？それすら記憶にない。８．チャーリーズ・エンジェル＝テレビドラマでお馴染みの、チャリーズ・エンジェルの劇場版である。キャスティングさることながらアクションも凄い。あれだけ強い女性が３人も集めれば、姦しいどころか畏怖すら感じる。（１８００円）９．グリーン・マイル＝凶悪犯罪者を待つのは司法の裁き・・。しかし、無実の死刑囚との間に友情が芽生えた・・・。またもやトムハンクス主演だが、何とも言えない「いい人」ぶりに胸が熱くなるのを覚えた。（１８００円）１０．バトルロワイアル＝北野武主演の映画だが、R１５指定が物議を醸し出した話題作だ。教育法の改正から、子ども達が島へ送られ、生き残りをかけた殺戮ゲームが始まる。極端な考え方ではあるが、現在の教育に対し一石を投じる映画といえよう。（７５０円）　※感想の割に評価額が低すぎる。まだまだ、懐かしい作品があったが、とりあえず小出しに紹介して行きたい。

2007年04月10日

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武士の一分・・・

先日、本屋さんで「隠し剣秋風抄」（藤沢周平作）を購入した。　と言っても、話題の映画「武士の一分」の原作となる『盲目剣谺返し』を読みたく買ったようなもんである。以前から映画も観たいと思っていたのだが、どうも「キムタク」にアレルギー（決して対抗意識という類ではなく）を持っているため、今まで躊躇し続けていた。それであれば、いっそのこと「原作を先に読んでしまえ」という結論に達したわけだ。読み終わった率直な感想から言えば、「素晴らしい～」の一言に尽きる。武士の一分の一分とは、人が命を賭けても守らなければならない名誉や面目を意味する。まさに、まっすぐ過ぎる武士の生き様に、とても感銘し真の男を感じるのは私だけであろうか。（久々に目頭が熱くなった。）この時代の侍の心の広さを考えれば、「キムタクにアレルギー・・」なんて言っている私は何ともちっぽけだ。ここは一つ、わだかまりをなくし映画を観に行くことにしよう！

2007年01月15日

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