きょうこの日直日誌

……というより、女性ドライバーの敵は私、というべきか。


今日は夕方からふらっと気持ちよく外出し、平日にしかできないあらゆる用事を
すっきり済ませてくる予定だったのだが、デパートの駐車場に入るために
向きを変えるべく付近のマンションの駐車場に入り、何度か切り返しているうちに
車が上向きになったままうんともすんとも動かない。
車のお腹をゴリゴリと何かひきずっている音がする。
お腹だから表から見えるわけじゃないし、まあいっか。

駐車場入口の斜面で変な段差に乗り上げている模様。
そういえばセカンドとかって山道で使うんじゃなかったっけ？、と思い
ギアを１や２に入れて思いっきりアクセルを踏んでみるも、やっぱり動かない。
アクセルがふかされてる音はするんだけど。

と、何度もアクセルをふかしているうちに、タイヤからもくもくと黒煙がたち、
すごいにおいが。同じ駐車場内にいたおじさんが、心配そうに近づいてくる。

窓をあけると「何がしたいの？」というので、
「ただ向きを変えてあっちに行きたいだけなんです～（涙）。
　お願いしてもいいですか～？」と
一方的に車を降り、おじさんに代わってもらった。

その手さばきといったら鮮やか！！　
おじさんありがとう！
なんであそこまで土壇場になった車を、それ以上ひきずることもなく
あっという間に処理できるんでしょうね。不思議だ。

そして、きっと「女の運転はこれだから…」と思ったことでしょう。
いやいや、でも、女の運転ってこんなんじゃないですから。
私がいつまでたっても上達しないだけで。

いったい私の車を運転したことがある人は、延べ何人になったのかしら。
こういうときに他人に車を明け渡すことについては、プライドや心配はかけらもない。
上手な人に任せるのがいちばん。

これでも前向きの運転はまあまあ上達してきたと思うんだけど、
いつまでたっても後ろ向きの運転はどうもダメ。
っていうか、前と後ろを両方同時に見るなんて、できるわけないじゃん！
私、上下左右が反対に見える顕微鏡だって、未だに使いこなせないんだから。
右にハンドルを切ってバックしたらいったいどっちに曲がるの？

そんなわけで、後ろにはずっと前からポールにぶつけたかすかな跡があります。
この前当て逃げされたのに比べたらまったく目立たないのですっかり忘れていたのに、
先日実家に帰ったら、大事件のように家族に指摘されて思い出しました。
みんな、人の車が無傷かどうかなんていちいち気にするのね。
私、そんな目でほかの車を見たこと一回もないよ。


１０分ほど経過ののち、無事車の向きがかわり、やっと目的地の駐車場へ。
車をとめてデパートに入るも、あっ、駐車券を車の中に忘れた！

と、広い駐車場の中、とぼとぼと引き返して歩いているうちに、
見ると足元にボタボタと水分の跡が。よく見ると私の車につながっている。
さらによく見ると、私の車の下が水びたし！！


ま、まさか、さっき車のお腹を擦ったときに、オイルのタンクかなんかを
つきやぶって、ガソリンがどくどくと出てるんじゃないでしょうね？
私、ＪＡＦにも入ってないんだから困るよー。

見るのも怖いのでさっさとデパートに入り、用事を終えても、２時間を越えても、
車に戻ることの怖さに、お茶したり立ち読みしたりして現実逃避。

しかしとうとう、４時間越えて閉店時間になってしまったので、
おそるおそる車に戻ると……。


水の跡はかわいて消えていました。
後から思うと、クーラーの水分かなんかだったのかも。
嗚呼、不安なときって、ことごとくマイナス思考になるものだ。
何もかも、被害妄想的考えにいたってしまう。


というわけで、無事家に帰ってきました。
ガソリン漏れじゃなくてよかった！

＊　＊　＊　＊　＊

今日郵便局にいけたおかげで、夏休み中にチャレンジしている司書教諭の
放送大学の１科目の課題提出を達成。あと３日の期限でもう１科目を提出すべく、
明日は放送大学のセンターに引きこもります。
４５分×１５日分もあるけど、先週は富士登山の翌日に４５分×８日分を
一気に試聴しても集中力がもったから、多分大丈夫でしょう。

話の内容もそこそこおもしろいし、やっぱり私、受け身の勉強って好きかも。
大学の頃からちゃんと授業に出て講義を聴くのが好きだったけど、
その性分は今も変わらず。新しい知識が増えたり、それを自分なりに解釈して
ノートにまとめたりするのって楽しい。
大学時代はこんなこと口にすると変な感じがしたけど、今は自信もっていえるわ。


疑問なのは、その楽しい勉強ですら、ギリギリにならないとやる気が起こらないこと。
この時間感覚のなさはどうにかならないものでしょうか。
今日立ち読みしたａｎａｎに「Ａ型は時間に正確」と書いてあったのを見て、
一気に信憑性がうせて読むのをやめました。やれやれ。