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カテゴリ:自分のこと(iga腎症)
扁桃腺摘出してからもう二ヶ月半たちました。
経過は順調、もう違和感はありません。以前は頻繁に喉が痛くなっていがらっぽかったのが、今は左の奥にすこしだけ感じます。(範囲は明らかに狭まってる)これはとりきれなったのかなあ? でも、毎日トイレに行くと尿の色が以前より明るい色になってる気がする。 詳しいことは金曜にまた検査なので調べてみます。 腎盂腎炎になったときに感じたあの背中から横腹あたりの違和感は、腎臓からくる痛みだったのですが、そのときの腎臓の違和感を覚えてるものだから、慢性腎炎は自覚症状ないって言われるけど、私は感じてました。 ドーンと重い感じというか。特に左側でした。でもそれも以前より軽く感じます。 扁桃腺摘出まで踏み切った理由は子供をもう一人欲しいから。 まだまだ、諦めませんよー。 さて、おそくなりましたが、扁桃腺摘出手術の流れを今更ですが載せてみます。 入院初日:午前10時入院、入院中の規則やお風呂、トイレ(尿を集める)の説明を受けたら自由時間。看護士さん曰く、「慢性腎炎の人は割りと痛みに強い人が多いみたい。」の言葉に自分もそうだといいなあ、と願う。暇なので病院のコンビニに行って雑誌を買う。ご飯は通常食。初めて病院のご飯食べたけど、お昼が一番ボリュームあるのですね。へえー。夕方パパが仕事を終えてりょうを連れて面会に。1階のレストランで食べるのを見る。終始ニコニコだったのに、帰りのタクシーでりょうは大泣きして「毎日こようね。」といってたらしい。 入院2日目:6時起床。隣の人のTVの光と、イビキとトイレに頻繁に立つ音で寝れなかった・・・。コンビニに行って耳栓とアイマスクを買う。これは大事です、本当に。以後ずーっとお世話になりっぱなし。昨日買った雑誌はあっという間に読み終える。するとそこへ母登場。ずーっとおしゃべり。1階でお茶を沢山飲んでたら、トイレに行ったとき、採尿のコップからあふれ出すかと思った。ふー、びっくり。(400CCも出るんだなあ。)夕方パパとりょうがきてくれる。ニコニコでチューもして「頑張って。」と励まされる。でも帰りはやはり泣いちゃった。 入院3日目(手術日):タオルでできた、隙間だらけの服を着る。スースーするなあ。血栓防止タイツはむしろ血栓できそうなのに不思議だなあ。手術室は初体験。なんか興味津々で寝ながらもキョロキョロする。事前に説明を受けていた通り、マスクを当てられて息を吸った後、点滴の管にお薬が入ってくる。冷たいと思った瞬間、痛い!痛い!「先生、痛い・・・。」とここから記憶なし。 手術室を出る前に起こされる。「へんへい、ありがほうござひまひた。」とヘロヘロになりながらお礼を言うと先生から、「片方は簡単にとれたけど、もう片方が癒着してました。」と説明される。そして取り出した扁桃腺一つ。皆さんの言うとおり、梅干ですな。もう一つは腎臓内科グループの研究に使われるそう。 帰ってくると、父母が待っていた。父は甲斐甲斐しくもあちこちを整理してる。これはどうしていいかわからないけど、何かしたいという現われです。こういうとき父は豆だなあ。でも段々痛くなってきたのでお相手する余裕はなし。「帰っていいよ。」と言って帰ってもらう。このとき、ヨダレは飲み込むと雑菌が混じるのと、痛くて飲み込めないのでティッシュでヨダレを出す作業が必要。(これは一日ほどやってた。) ところで、お隣の方(50代女性)は手術後からえらく元気でよく看護婦さんを呼んではしゃべっていました。「なんでしゃべれるの?」と心の中で驚く。私はもうしゃべるどころではなく、首をたてにふるとかそんな感じ。ヨダレを出す作業も忙しく、ティッシュで口を拭きすぎて真っ赤になった。あ、そうそう、手術後口が裂けると思ったら、左側に5ミリほど裂けました。手術前にリップをぬりすぎないようにといわれたけどすこーしだけ塗っておきました。へへ。 手術当日は当たり前だけど痛いです。でも痛み止めもあるしなんとかなるもんですね。 手術後は熱もでます。お隣さんも「看護婦さーん。37度8分もあるけど、大丈夫なの?」と聞いてましたが、私は38度5分も上がってしまった・・。でもしゃべる気には一切なれない。 しかし、痛みにこれほど個人差があるなんて。 夕方、りょうとパパ到着ー。点滴がついていて、タオル服、しゃべれないことに軽くショックをうけつつも、縄跳び100回飛べたバッチをみせてくれた。 その夜は痛いのでウトウトとしか眠れない。 同室の方全員手術日にあててるようで、看護婦さんは夜中も出たり入ったり。 手術後1日目:朝の6時、尿道カテーテルをはずしてもよいとのことで自分ではずす。この尿道カテーテルは今簡単な手術ならつけない方向に行ってるらしく、本当は扁桃腺摘出だとつけないらしい。でも手術後はベットから動いてはいけないのでベットの上でおまるのようなものですると聞いてあえて私はカテーテルをつけてもらう。つけてもらうのは手術後の記憶ない時なので痛みもなし。寝返りうちにくいけど、トイレのことを一切きにしなくていいのは楽だった。看護士さんも「女性はカテーテルあったほうがいいかも。結局ベットの上だと出なくてトイレに車椅子でいく人もいる。」とのこと。 なんか羞恥心もあって、ベットの上でだしにくいよねえ。手術日は飲まず食わずだけど、点滴してるとおしっこの量はかなりでるし。 昨日の熱はすっかり下がって爽快な気分!トイレにも自分で行き、歯磨き。尿道カテーテルないと楽だなあ。寝返りとかね。 昼寝をすべきかと思ったけれど体が軽くなり、頭もすっきり。このまま夜までいく。 喉は痛くて小声がやっと。ご飯は朝から流動食。牛乳とかは意外にも飲める。 腎臓内科の先生、耳鼻科の手術してくださった先生、麻酔科の先生とかわるがわる様子を聞きにきてくれる。 麻酔科の先生に「意識がなくなる直前痛かったんですけど。」というと「血管痛ですね。」といわれる。どうやらたまにそういう人もいるらしい。 夕方りょうとパパ到着。今日もなわとび100回飛べて嬉しそう。私が立って話せるようになって彼もホッとした模様。オセロなどをして遊ぶ。 手術後2日目:父と母が午前中きてくれる。ハーゲンダッツやら飲み物やら沢山かってきてくれた。おまんじゅうがあり、「はて?たべれないのですが?」と聞くと「誰か着たとき用。」誰もきてくれないよー・・・。知らせてないし。 午後は暇。最近はまってる「篤姫」の本も読み終える。 夕方パパとりょうがきてくれる。本当に毎日きてくれてるなあ。うれしい。 明日から春休みにはいるのでここからは実家にバトンタッチ。なので今日でしばしお別れ。 涙をボロボロ流しながら「だいすきだよ。」と小さい声で何度も言う。かわいそうだなあ。我慢させちゃってるなあ。 ご飯は粒がすこーし出始める。お隣の人は「おかゆじゃお腹減っちゃって。全がゆにしてください。」と話してる。すごい・・。お腹すくけど、全がゆなんて絶対私は無理ですう。 手術後3日目:今日で点滴の針が抜ける。夜はアイマスクと耳栓のおかげでよく眠れる。朝すぐ痛み止めを飲むのでご飯もまあまあ食べれる。今日から5分かゆだけど、おかずは厳しい。おかずのお魚をおかゆに混ぜ混ぜ作戦決行。 それにしても暇である。また売店に行き本を二冊購入。あまりいいのがないので買っておけばよかった。夕方パパくる。子供抜きで子供の話をずーーーーっとする。 手術後4日目:同じ部屋で手術日も同じ方達とは年も全く違えども、なにか同じ困難を乗り切った仲間意識のようなものもあってか、よく話しをする。私と同じ手術のお隣の方は腎生検は激痛だったけど、扁桃腺摘出は全然痛くないわ。とのこと。なるほど。お向かいの方は鼻の膿を取る手術だったそう。 午後、私のかかり付けの先生(外来担当)が来てくれる。 「寛解の目安となる時期はいつごろか?」と聞くと「3ヶ月、6ヶ月あたり。血尿は結果が蛋白よりでにくい。」との事でした。 夕方同じ幼稚園のママ達がお見舞いに来てくれる。うれしいー!お饅頭が役立つ時が来ました。色々子供のことについて話していい気分転換。 手術後5日目:朝が一番痛く、ご飯を食べたあとがヒリヒリする。白いかさぶたが前面についてるのを確認。先生は「いたって順調。」とのこと。明日退院なので「トーストとか食べないように。」との事でした。 とまあ、こんな感じですが今は扁桃腺摘出に踏み切って私はよかったです。これから扁桃腺摘出する方は頑張ってください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月05日 12時52分50秒
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