2008/07/06(日)21:50
家族で考えた消費者物価指数の行方
今晩の家族の会話の内容はなぜか消費者物価の行方についてでした。
家族3人の結論は「年内は上昇幅がだんだん小幅となるかまたは前月比わずかながらもマイナスとなる可能性がある」というあたりに落ち着きました。
その根拠として大阪府の給与カットと10月の社会保険庁の独立行政法人への移行が挙げられるのではという話になりました。
社会保険庁の移行に伴って、傘下の約30の社会保険病院も独立行政法人に移管されて今後3年間で処遇を決定されることとなります。
当然その処遇は民間への売却、最悪の場合閉院まで想定されており、現在各病院は財務の改善に努めている最中だそうです。
このような財務改善の必要のある地方自治体や医療機関があるので、どうしても賃金の上昇は小さく物価の上昇は鈍りがちだろうと考えたのです。
タネを明かせば夫の勤める病院が社会保険病院であり、今夏のボーナスが6割カットとなったことからの連想でした。
その病院は地域の拠点病院となるために医師や心理療法士の増員を行なったために業績悪化となった模様です。
投資の割りに業績が伸びていないためのボーナスカットでした。
実は医療に携わる人員は確実に増えており、国内の成長産業の一面も持ち合わせています。
ボーナスカットの話は妻である私には想定内の出来事であり、我が家の家計の影響はごく軽いものに留まっています。
夫から新規雇用の話を聞いたときに業績悪化の可能性が高いと判断出来たからです。
これも株式投資の効果の一つといえそうです。