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前回茨城県のご報告の続き
7/21~28の約一週間 茨城県ひたちなか市のいとこの家がうなぎ屋(食堂)を営んでいる為 21日が「土用丑の日」ということもあり、お手伝いをしに茨城県へ ひたちなか市役所の隣にございます「すずき」です 日本一美味しいうな重を是非ぜひ 一週間お手伝いをし、盛岡へ帰ろう 茨城県からの帰り道、福島県沿岸6号線(いわきサンシャインロード)を帰ろうと・・・ 実は毎年、土用丑の日には、来れる限り一番忙しいこの日には茨城県へ ここ十数年、いつも国道6号線を茨城⇒福島⇒宮城⇒岩手⇒盛岡 の順に14~15時間かけて、ドライブがてら帰っていたんです 友達・後輩・知り合いの家を何軒かはしごしてゆっくりと 震災後ですので、国道6号線は・・・ 帰り道コンビニにて店員さんに道路の状況を聞いてみたところ 「あと70Kは行けますよ」 「途中で旧6号とぶつかりますから、そこから迂回路で・・・」と 《ひたちなか海浜公園近く》 前回のご報告の時には写真が間に合わず・・・ ひたちなか市を11時に出発 ひたちなか市⇒日立市⇒東海村⇒高萩市⇒北茨城市 13時北茨城市到着 北茨城市は私が13年前「ブライダル」の仕事をしていた時 研修先として勉強させて戴いた結婚式場がある場所なんです 茨城県と福島県の県境に位置する海に面する北茨城市 出身有名人は、米米CLUBのカールスモーキー石井さん あんこう、こうなご、マンボウが有名ですね 今回の旅で必ず寄りたかったのが、以前お世話になった北茨城市にある 「美鳳」(びほう)さん 震災直後、ニュースで北茨城市の津波の映像が流れていて絶句・・・ 大丈夫かな? 心配でした・・・ 道路のすぐ奥は太平洋 素晴らしい場所なんです お邪魔したところ、当時お世話になった社員さんがいました 無事でよかった お話をお聞きしました 3/11の津波で建物の1階部分1m位まで海水が・・・ 事務所の物・ウエディングドレス・備品・エスカレーターなどが浸水し流され 改装工事がやっと終了したそうです 震災後、結婚式の予約もキャンセルが多数・・・ 大変ですと・・・今後の予約は入り始めましたが・・・ 震災後、何度電話しても不通でした・・・ 北茨城の後輩達はみんな無事を確認できていたのですが・・・ 美鳳はとても良いロケーションの会場です チャペルの前には海 花火が上がる事もたくさんありましたね オリジナルのウエディングが出来ますよ 当時研修中、披露宴のサービススタッフをしてて何度涙した事か 素晴らしい披露宴が 今でもサプライズ好きな私ですが ここの会場で心と肌で勉強させて戴きました ここが出発点なんですね 外壁などまだ建物の改修工事が・・・ 国道6号線の道路を挟んですぐに面するこの会場 従業員・スタッフさんは全員無事だったそうです 本当に良かった 当時の思い出話&震災の話をし、再び旅路へ 6号線を進むとやはり地震の影響で瓦の屋根の破損が目立ちました 《茨城県高萩市駅前》 15時福島県いわき市へ 海に面している場所は津波で家が全壊状態 茨城~福島の、この地域は地震が強かったので、 道路も陥没・倒壊していて、片側通行でやっと通れる感じの箇所が多数 16時 福島県四倉道の駅 仮営業中と大きく看板が作成されていました 四倉までの道路を走っていると どんどん車の台数が減っていきました・・・ 道の駅の中には飲み物と産直の野菜が少量ですが販売されていました ですが、お客様は中にある食堂にいた年配のご夫妻2人のみ・・・ 周辺の工場・倉庫住宅は津波で流され瓦礫の撤去中 役場・関係者の方でしょうか、広大な敷地の真ん中で、建設・復興の打ち合わせを 道の駅も売店以外の建物は津波の被害が・・・ 瓦礫の撤去作業が 道の駅を出発 6号線を宮城方面へ向かうと・・・ 6号線を走っている車は私だけ・・・ 福島の現状が セブンイレブンが店を閉めています 一人も歩いていません 車も走っていません たまにすれ違う車は災害専用車のみ 何軒かコンビニがありましたが全部閉鎖していました 原発から50Kほど離れているのですが・・・ 見渡すと住宅には車が停まっていました もう少し走ると 国道から住宅地、街へ入る道路には警察官が立っています 避難住宅などの盗難などの警備をされていました ニュース・報道でよく聞く避難した住宅から金品を盗む奴がいる・・・ しかし主要の道路以外警察官は立っていません・・・ 細道を通れば住宅地へ行けるんだ 今でも被害があるというのはこういう事なんだと・・・ 警察官の方は防護服などは着ていません 通行止めの看板の横に普段の制服で立っていらっしゃいました いろんな見解があるとは思いますが 私はすごく複雑な気持ちになりました 涙が出ます 本当に敬意を 「風化」??????????? 意味が分かりません・・・・・・・・・・ 何をどうすればいいのか 見えない怒りに苛まれ とにかく涙が・・・・・・・・ 風化? 町を守ってくださっています 今も住んでいらっしゃいます 自分の故郷に だれも自分の故郷から離れたい人はいません 窃盗??????? その人は人間?????? 放心状態です・・・ 国道の横には線路が 電車が走っていました 近くの駅へ 住んでいらっしゃるから電車が走っているんです 広野町 原発30K圏のバリケード 警察官・警備会社の警備員の方が誘導、案内をしてくださいました 警察官の皆さん60名ほどが対応してくれていました 盛岡へ帰る道をお尋ねしたところ一番早いのが 「Uターンしていわきまで行き、東北道に乗って盛岡が近いですよ」と 言われた通りの道で盛岡へ 迂回路??? 私のミスで通り過ぎてしまったみたいです・・・ 17時広野町出発 常磐道広野IC⇒いわき⇒東北道郡山JC⇒盛岡 22時盛岡到着 1日を振り返って・・・ 行きも帰りも高速道路での旅となりました 茨城・福島を直接走ってみて岩手の被害とはまた違った甚大な被害が・・・ 2回に渡ってのご報告となりましたが 現地に行ってみて分かった事がたくさんありました 岩手県沿岸地域の時もそうですが ニュース・報道では伝わらない物が当たり前にあって 行ったからこそ分かる現状・被害の大きさ みなさん計り知れない被害を風化させず 本当に手を取り合って生きましょ 本当に本当に 私に出来る事は無いかもしれない・・・ 私も生きている以上手探りでもいいから、自分の判断で活動して生きます 知らない人かもしれない・・・ 一回も逢った事がないかもしれない・・・ けど、これからも生きて行くのには「出逢い」は必要不可欠 今までも、いろいろな方の支えがあったからこそ楽しく生きて来れた これからの自分の人生で出逢うかも知れない方々へ 力を合わせませんか 全国いやいや世界の方々が、数知れない位の支援団体があります どこの団体でもいい 何でもいい 本当に困っている方々へ手を 簡単に言っている訳ではありません 簡単に口にしてはいけない事だと思っています 風化だけは・・・ 当実行委員会ではいつか「ILOVEふくしま」を開催したい まず「岩手」を笑顔いっぱいにしたいです 微力過ぎる微力かもしれませんが 日本が笑えたら世界が笑える 好き勝手個人の見解をお話ししてすみません 偉そうな事を言って本当にすみません 現地の状況が少しでもこのブログを見て下さっている皆様へお伝え出来ればと 今回の福島のご報告について載せるかどうか悩みましたが 皆様にはご報告をと思い写真も載せました 私の友達がデザインしました みんなでね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 9, 2011 05:54:53 AM
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